交渉解決に「自信」 キルギス責任者が楽観論

 
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投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 9 月 22 日 10:11:29:

回答先: キルギス 仲介活動で「時の人」に 人権活動家のアクノフ氏 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 9 月 18 日 10:01:00:

◎交渉解決に「自信」 キルギス責任者が楽観論

 【ビシケク21日共同】日本人技師拉致(らち)事件でキルギス
政府の責任者を務めるジャヌザコフ安全保障会議書記は21日、
「流血なしに戦闘なしに人質を無事解放することが最大の課題だ」
と述べ、イスラム武装勢力との非公式交渉による解放を目指すと表
明した。同時に「自信はある」と述べ、交渉解決に楽観的な見通し
を示した。
 事件発生から23日で1カ月が経過するのを前に共同通信とのイ
ンタビューに応じた。書記は、治安機関、宗教関係者、住民の長老、
さらに人権活動家アクノフ氏らを介した非公式の解放交渉である
「人民外交」で事態打開が「可能である」と強調した。
 しかし楽観論の具体的根拠や交渉の“落としどころ”には言及し
なかった。
 日本人の人質については「19日には(キルギス南部の)ホジャ
アチカン地区にいたが、毎日ゲリラはあちこち人質を移動させてい
る」と述べ、タジキスタンのギルガダリ地区にも時折入っているこ
とを認めた。
 事件をめぐるキルギス政府の方針について書記は「武装勢力とは
取引しない」と述べ、ウズベキスタンへの通行保証や同国で収監さ
れている仲間と人質との交換などに応じないことをあらためて強調
した。
 また身代金による解決についても「支払えば悪い前例になる」と
述べ拒否する姿勢を強調、「日本政府も身代金を支払うことはない
と思う」と述べた。
 書記は武装勢力による身代金要求説を「否定する」と指摘。同時
に、今回の事件の直前に現場近くで現地住民を拉致した同じ武装勢
力に5万ドルの身代金をキルギス政府が支払ったことについては
「誤りだった。関係者が責任を問われた」ことを明らかにした。
 これは今回の事件直後に解任されたスバノフ前国防相を指すとみ
られる。                       (了)


[共同 9月22日]  ( 1999-09-22-07:32 )




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