多国籍軍、順調に展開 民兵、西部に集結し抵抗か

 
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投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 9 月 20 日 18:57:29:

回答先: 東ティモール 事実上の国連統治開始 行政整備など支援へ 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 9 月 20 日 18:54:11:

◎多国籍軍、順調に展開 民兵、西部に集結し抵抗か

 【ディリ(東ティモール)20日共同】東ティモールの治安回復
を図る多国籍軍「東ティモール国際軍」(INTERFET)は2
0日、第1陣約2500人が続々と中心都市ディリに到着、市内の
空港や港など主要施設を確保し、展開は順調に進んだ。
 コスグローブ司令官(オーストラリア)も、20日午後にディリ
入り。インドネシア国軍のキキ・シャナクリ東ティモール治安回復
作戦司令官と再会談した。
 しかし、併合派民兵はインドネシア・西ティモールとの境の西部
ボボナロ県などに集結して抵抗する構えをみせており、多国籍軍が
東ティモール全域に速やかに展開できるかは予断を許さない状況だ。
 コスグローブ司令官はディリ空港で記者会見し「併合派民兵組織
などとの衝突もなく、安定化作戦を順調に進めている」と強調。市
内は「昨夜、散発的な銃声が聞こえたが、現在、空港周辺を含め比
較的平穏な状態だ」と述べた。
 一方、国連東ティモール派遣団(UNAMET)も、イアン・マ
ーティン代表らが同日ディリに戻り、活動を再開する方針。
 併合派は19日、最大拠点の西部ボボナロ県バリボで新たな連合
組織を結成。「独立が決まれば東ティモールを二分割する」と主張
しており、西部を実効支配し武力抵抗を続ける懸念が強く、多国籍
軍が展開すれば衝突の恐れも大きい。
 多国籍軍は最終的に8000人規模になる見通し。司令官による
と、第1陣はオーストラリアを中心にニュージーランド、フィリピ
ン、タイ、フランス、英国、米国の計7カ国で構成。ダーウィンか
ら輸送機6機でピストン輸送された。          (了)


[共同 9月20日]  ( 1999-09-20-17:07 )




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