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回答先: キルギス、ウズベク大統領暗殺未遂犯が指導か 組織の一端明らかに 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 9 月 02 日 18:49:32:
◎当初から日本人拘束狙う 拉致事件で関係者証言
【ビシケク8日共同】キルギス南部の日本人技師拉致(らち)事
件で、イスラム系武装勢力が当初から日本人を人質に取ることを狙
っていた可能性が高いことが8日までに分かった。襲撃現場に居合
わせ、危うく難を逃れた通訳のアルマス・アジモフさん(23)か
ら詳しく事情を聴いた関係者が明らかにした。
関係者によると、襲撃があったのは8月23日午前1時すぎ。ア
ジモフさんともう1人の通訳オムルベク・ジャナケーエフさん(3
5)は車輪を外した寝台車で寝ていたが、自動小銃で武装した10
人余りの男に外に引きずり出された。
武装勢力は、他の地元地質調査職員2人と別の場所で拉致した内
務省軍兵士1人らとともに通訳2人を地面に腹ばいにさせ、銃を突
き付けて「日本人はどこだ」と叫んだという。
現場のオシ州バトケン地区アルトインジュイルガでは、3年前か
ら三井金属資源開発の調査が続いており、日本人の存在は周知の事
実だった。関係者は、武装勢力が真っ先に所在を尋ねたことからも、
日本人を狙ったのは間違いないと話す。日本人人質を政治的要求、
身代金要求のいずれでも有利な取引材料と考えていたようだ。
関係者によると、ジャナケーエフさんは日本人の居場所を明かさ
なかったが、日本人技師らが見つかると、武装勢力兵士らは「なぜ
黙っていた」と殴るける暴行を加えた。また、命令に従わなかった
とみられる軍曹1人と兵士1人をその場で射殺したという。(了)
[共同 9月 8日] ( 1999-09-08-08:29 )