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回答先: キルギス、ウズベク大統領暗殺未遂犯が指導か 組織の一端明らかに 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 9 月 02 日 18:49:32:
◎交渉開始へ最終的検討 最後通告受けキルギス
【ビシケク7日共同】キルギス南部の日本人技師拉致(らち)事
件で、キルギスのアカエフ大統領は7日、同日中の人質解放交渉開
始を求めるイスラム系武装勢力の最後通告的な警告を受け、交渉の
枠組みや場所についての最終的な検討に入った。
キルギス政府高官が明らかにした。これにより開始直前で一時足
踏み状態となっていた人質解放交渉が近日中に始まる可能性が出て
きた。拉致事件は発生から16日目で解決に向け再び大きなヤマ場
を迎えつつある。
一方、タス通信は、キルギス軍司令部が6日、南部バトケン地区
で8日に交渉を開始することを武装勢力に提案したと伝えた。しか
し、大統領府、国防省ともにこの報道を否定している。
キルギス政府高官は、政府が交渉の詳細について水面下で武装勢
力側と接触を続けていることを明らかにした。
情報筋によると、武装勢力側は6日送付してきた警告で、交渉開
始の期限を7日午後4時(日本時間同7時)としていたが、さらに
2日間の猶予を設け、新たに9日の交渉開始を提示してきたという。
また別のキルギス政府高官によると、武装勢力は7日までに3回
にわたり国営通信カバルにファクスでメッセージを送付。日本人人
質の生命の保証を確約するとともに、ウズベキスタンで収監されて
いる仲間5万人の釈放と同国への安全通行をあらためて求め、さら
に解放交渉を「公式交渉」とするよう要求してきた。
これはウズベキスタン側への配慮からあくまで公式交渉を拒否す
るキルギス政府に対し、武装勢力の認知を迫ったものだ。
(了)
[共同 9月 7日] ( 1999-09-07-20:12 )