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回答先: キルギス、ウズベク大統領暗殺未遂犯が指導か 組織の一端明らかに 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 9 月 02 日 18:49:32:
◎当局発表が２転３転 邦人拉致事件、混乱加速
【ビシケク６日共同】発生から６日で３週間目に入ったキルギス
の日本人技師拉致（らち）事件で、二転三転するキルギス当局の発
表が記者団を戸惑わせている。
国防省、内務省、国家保安省など安全保障関係省庁の情報を統括
し、記者団に公式発表するのはジャヌザコフ安保国防問題担当部長。
１日、８月３１日夜に人質となっていた警察官３人が解放された後、
同部長は、残る人質が１４人だと発表した。
しかし、同部長が前日まで残る人質の数として明言していたのは
１６人。発表通りとすれば人質の数が１人増えたことになるが、そ
の理由については何の説明もなかった。その後も人質の数は発表の
たびに微妙に変わり、５日午前８時現在の国防省発表の人質数は１
３人だ。
軍事支援を依頼しているウズベキスタン機による誤爆についても、
キルギス当局がこれを記者団に確認できたのは発生からほぼ丸１日
後だった。誤爆らから一夜明けた８月３０日になっても、キルギス
側は空爆機の国籍すら確認できない状況で要領を得ず、一部記者の
間から失笑が漏れた。
日本人技師とともに拘束されたキルギス人通訳（３５）が解放さ
れたと一部報道があり、キルギス当局はこれを公式に否定したが、
治安当局筋はその後、この通訳は既に解放されていると指摘し、混
乱を助長した。
公式発表で、キルギス側が情報をすべて明らかにしているかどう
か、極めて疑問だ。
さらにキルギス当局が拉致事件の起きたバトケン地区での記者の
自由な取材を依然許可していないことも記者団の不信感をかき立て
ている。 （了）
［共同 ９月 ６日］ ( 1999-09-06-14:28 )
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