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回答先: キルギス、ウズベク大統領暗殺未遂犯が指導か 組織の一端明らかに 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 9 月 02 日 18:49:32:
◎武装勢力内で食い違いか キルギス邦人拉致事件で
【ビシケク3日共同】キルギスの日本人技師拉致(らち)事件で、
キルギス政府筋は3日、人質を拘束しているイスラム系武装勢力部
隊と、アフガニスタンにいるとされる指導部の解放要求が異なるの
は、組織内で解放をめぐる戦術に食い違いがある可能性を示すもの
だと指摘した。
武装勢力は指導者の側近と名乗る男が英BBCに対し、人質の解
放条件としてウズベキスタンの刑務所にいる仲間数人との捕虜交換
を要求。一方、別のキルギス政府当局者によると、同地区に居座る
武装勢力代表が、ウズベキスタンまでの安全な通行を求めている。
この二つの要求がともに武装勢力内の統一した要求なのか、指導
部と現場の統制不徹底を示すのか不明だったが、政府筋の発言通り、
武装勢力内に要求の食い違いがあるとすれば、人質解放交渉がさら
に複雑化、解放が大幅に遅れる懸念も出てきた。
キルギス内務省、国家保安省それぞれの当局者によると、現在日
本人の人質らを拘束している武装勢力部隊は約400人で構成。同
勢力を率いるとされるナマンゴニ司令官の部下アブドゥリャジスと
いう人物が統率する。
キルギス内務省当局者によると、同国南部で指揮を執っていたナ
マンゴニ司令官は約10日前にタジキスタン北部に移動、その後消
息が不明となっている。
同当局者らは拘束場所について言及しなかったが、ジャヌザコフ
安保国防問題担当部長は1日の記者会見で、日本人4人はバトケン
地区のホジャアチカンの山間に拘束されていると言明している。
(了)
[共同 9月 3日] ( 1999-09-03-20:04 )