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回答先: ウズベク政権への報復か 日本人拉致 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 8 月 26 日 11:44:34:
◎隣国ウズベクがテロ警戒 拉致事件が周辺国に波紋
【ビシケク1日共同】中央アジア・キルギスの日本人技師拉致
(らち)事件で隣国ウズベキスタンは1日、旧ソ連からの独立記念
日を迎えたが、キルギス南部バトケン地区の村を占拠したイスラム
武装勢力は1日にウズベクで大規模なテロを起こすことを狙ってい
ると当局はみており、ウズベク側は警戒を強めている。
数百人から1000人規模の武装勢力はウズベク出身のイスラム
系の反政府強硬派ナマンゴニ野戦司令官の配下にあるとされ、16
人が死亡した今年2月のタシケントでの爆弾テロ事件も同司令官を
支持するグループによる犯行とみられる。
タシケントからの報道によると、テロの悪夢の再現を恐れ、街頭
警備の強化を目の当たりにする市民らは独立記念の“祝賀気分”と
はほど遠い心境のようだ。
武装勢力はウズベクに移動するため拠点のタジキスタンからキル
ギス側へ越境したとの見方が有力で、ウズベクにとって今回の事件
はまさに自国の問題そのものだ。
要請に応じて武装勢力の拠点を空爆するなどキルギス側に積極的
に協力してきたのもこのためだが、先月29日にはウズベク機が民
家を誤爆、住民が死傷する事件が起き、両国の足並みの乱れから事
件の長期化が懸念されている。
(了)
[共同 9月 1日] ( 1999-09-01-06:04 )