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回答先: 続テポドン発射時期:伊豆見氏江幡氏(週刊朝日) 投稿者 一刀斎 日時 1999 年 8 月 12 日 14:48:09:
◎全イージス艦警戒・即応へ ミサイル再発射問題で4隻
海上自衛隊のイージス護衛艦(7250トン)4隻のうち、「ち
ょうかい」が今月上旬に長崎県・佐世保基地へ帰港する予定を変更
して日本海で警戒態勢に入り、残る3隻も命令から4時間以内に緊
急出港できるよう神奈川県・横須賀、京都府・舞鶴と佐世保の各基
地で即応態勢を取っていることが13日、関係者の証言で分かった。
海自はイージス艦以外の新型護衛艦の一部も待機させており、朝
鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)のミサイル再発射問題に迅速に対
応するのが目的とみられる。
関係者によると、佐世保を母港とするもう1隻のイージス艦「こ
んごう」は、乗組員の休暇や外出を制限。3カ月間にわたる米国へ
の派遣訓練から舞鶴基地に帰港したばかりの「みょうこう」も同様
の措置を取っている。
横須賀基地の「きりしま」は緊急出港に対応するため、出港作業
に時間がかかる岸壁に接岸せず港内のブイに係留中という。
日本海で警戒を続ける「ちょうかい」は、広報活動のため新潟港
などを寄港後、本来は今月上旬に佐世保に戻る予定だった。
イージス艦は、防空用の高性能レーダーで大気圏内外の高い高度
を飛ぶ弾道ミサイルの軌道を追跡。コンピューターでデータを分析
し、総合的にミサイルの能力を観測する。昨年8月、北朝鮮がテポ
ドンを発射した際は「みょうこう」が日本海で待機、日本列島を飛
び越えたミサイルの軌道を観測した。 (了)
[共同 8月13日] ( 1999-08-13-17:11 )