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回答先: 防衛医大特攻少年はよしりん『戦争論』の影響?(毎日新聞) 投稿者 一刀斎 日時 1999 年 8 月 02 日 20:49:45:
「世代間結ぶ効果あった」
小林よしのり氏
「戦争論」の著者、小林よしのり氏は毎日新聞の取材に次のように語った。
「戦争論」は核家族化で分断され、歴史の語り継ぎもなくしてしまった祖父と
孫など、タテの関係を見直す素材として提供したつもりだ。今の「戦争=悪」
論では祖父は「殺人者」ということにされている。それでは戦争の話をしよう
と思わないだろう。読者の反響によると、若者が祖父に本を贈ったり、祖父が
孫にあげたりしている。3世代を結び付けたのが最大の成果と自負している。
事件を起こした少年は家族や日常を捨て突然、キレてしまっている。こうした
人間が増えたことを私は危惧してきた。歴史感覚がとぎれてしまっているので
はないか、と。少年は憲法改正などを訴えたというが、私はこれからはともか
く、まだそうした主張をしていない。
社会を変えたいなら、運動や革命ではなくプロの「現場」に行くべきだ。それ
が「政策」であるなら政治家や官僚になれぱいいし、薬害をなくそうとするな
ら製薬会社に入るのだっていい。