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回答先: 中国が中性子爆弾技術保有 脅威論の高まり必至 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 7 月 15 日 17:04:09:
◎中性子爆弾開発は承知 米は重大視しない方針
【ワシントン15日共同】ルービン米国務省報道官は15日、中
国が発表した中性子爆弾設計技術の保有について「かねてから知ら
れていた」と述べて重大視しない方針を示すとともに、中国に対し
て台湾問題の非平和的な解決を避けるよう強く警告した。
報道官は中国の中性子爆弾の開発について、クリントン大統領が
任命した中国核スパイ損害評価委員会(委員長・ジェレミア元統合
参謀本部副議長)が、4月に発表した報告書で確認したことなどを
挙げて「世界にとって秘密ではない」と語った。
報道官は、中国の発表が李登輝総統の台湾を「国」と呼んだ発言
に対する威嚇との見方については「発表は(中国の核技術スパイ疑
惑を暴いた)下院特別委員会に対する反論であり、台湾問題とは関
係はない」との判断を示した。
損害評価委員会は共和党色が強い下院特別委員会に比べて、中立
的な調査を行ったとされるが、「中国は中性子爆弾の米技術を入手
した」と結論付けている。
一方、報道官は、台湾問題の非平和的な解決は「太平洋地域の平
和への脅威であり、米国にとって重大な懸念」と述べ、10月に予
定される汪道涵・海峡両岸関係協議会会長の初訪台による中台交流
の前進を求めた。 (了)
[共同 7月16日] ( 1999-07-16-08:13 )