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回答先: コンゴ停戦協定、6カ国首脳が調印=反政府勢力は参加せず 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 7 月 12 日 07:11:36:
◎反政府勢力は戦闘継続か コンゴ停戦、6カ国が調印
【ルサカ11日共同】コンゴのカビラ大統領やルワンダのビジム
ング大統領などコンゴ(旧ザイール)紛争に関与した6カ国の首脳
は10日深夜、ザンビアの首都ルサカで停戦協定に調印した。
しかし2派に分裂した反政府勢力コンゴ民主連合(RCD)の中
で、だれが協定に調印するかをめぐる対立が続き、反政府側は調印
に参加しなかった。
RCDのイルンガ議長は11日ルサカで記者会見し「調印してい
ない協定には従えない」と述べ、戦闘拡大の見通しを明らかにした。
これにより停戦の即時実現の見込みは薄まり、カビラ政権側の対
応次第では、協定が有名無実のものとなる可能性も出てきた。
紛争の調停役となっているチルバ・ザンビア大統領は、RCDが
協定の内容に異議を唱えていないと指摘。調印者が決まり次第、も
う一つの反政府勢力であるコンゴ解放運動と同時に、協定調印の計
画だと語り停戦に楽観的見方を示した。
協定の内容は1、調印後24時間以内に戦闘停止2、国連とアフ
リカ統一機構(OAU)が協力し平和維持部隊を派遣、6カ月以内
に外国軍撤退4関係国が合同軍事委員会を設置し平和維持部隊派遣
まで停戦を監視〜など。
RCD内部では、解任されたワンバ・ディア・ワンバ前議長のグ
ループが調印に参加させるよう求めたが、イルンガ新議長側が拒否
した。
調印国は、コンゴ、ザンビアのほかアンゴラ、ジンバブエ、ナミ
ビア、ウガンダ。 (了)
[共同 7月12日] ( 1999-07-12-08:27 )