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回答先: ラディン氏に巨額寄付か サウジの実業家から 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 7 月 07 日 08:00:24:
◎暗殺未遂と病で疑心暗鬼 アフガン潜伏のラディン氏
【ロンドン6日共同】昨年ナイロビなどで起きた米国大使館同時
爆破事件の黒幕で「世界で最も危険なテロリスト」とされるイスラ
ム原理主義者ウサマ・ビン・ラディン氏が、相次ぐ暗殺未遂と悪化
する病に疑心暗鬼の日々を送っているようだ。
英紙オブザーバーによると、ラディン氏は最近、アフガニスタン
東部ジャララバードの山岳地帯に新拠点を設けたが、アフガン内戦
に参加して旧ソ連軍と戦った時の古傷が原因とみられる背中の痛み
に苦しんでいる。
また、詳細ははっきりしないが別の重病で本格的な治療を受けて
おり、歩行にはつえが必要という。
病で動きが鈍った同氏だが、暗殺の試みが絶えないため、常に複
数の拠点間の移動を強いられている。暗殺未遂は判明しているだけ
で3回あり、最近では1カ月半前に、警護隊が暗殺団を全員射殺し
て同氏を守ったと伝えられる。
ラディン氏はこうした極度の緊張の中で、従来のアフガン人の警
護を遠ざけ、アラブ系の警護と16歳の息子モハメドを重用してい
るという。サウジアラビア出身の同氏が、アフガンのイスラム原理
主義勢力タリバンの保護下に身を置きながら、次第にアラブ系の支
持者しか信じられなくなっている実態を示すとみられている。
(了)
[共同 7月 6日] ( 1999-07-06-20:41 )