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回答先: 2人の科学者の話 投稿者 SP' 日時 1999 年 6 月 04 日 20:25:25:
【−UFOマシンと想定される反重力装置を開発するプロジェクトが、米政府の最高極秘研究の下に進められている。そこでは35以上の電子工学と航空会社、多くの財団、大学が、科学者達の指揮の下で重力の秘密解明にあたっている。アメリカ人以外の指導的地位にある科学者として知られているのは、ヨーロッパではゲッチンゲン大理論物理学バークハート・ハイム教授、ハンブルク大パスカル・ヨルダン博士、カナダの電子技師W・B・スミス等である。プロジェクトの正式名称は不明だが、科学者達は「解答G」と囁やいている。現状では未確認情報が多く、よく判らないが、解答Gが重力定数Gに関係する事だけは確かである】(『フライング・ソーサー・レビュー』1956年1月号より)
【−重力を無視するように思われる、無数の円盤状物体に地球の空が犯されるようになってから、カナダではW・B・スミスの指揮の下に1つの計画を発足させた。彼は優れた電子工学の権威だった。2年後の記者会見の席上「私は証拠物件から見て、UFOは地球外から来たものと確信する。この事実こそ、米政府の宇宙開発への関心を急激に深めたものと確信する。今や米政府は、UFOの推進力に切実な関心を寄せているといいたい」
西独も多数のUFOの訪問を受ける舞台となり、政府はロケット弾道学の権威として世界的に有名なへルマン・オーベルトに調査を委嘱した。彼は3年に亘る研究結果を1954年の記者会見の席上で次のように発表した。
「私はUFOがある種の惑星間宇宙船である事に疑いを持っていない。UFOは重力の場を歪め、或いは変形させる事で推進しているというのが我々の結論である。今や、どうすれば重力をエネルギーとして使用できるか知ろうとして世界的規模での努力が試されつつあるが、特に米国は大きく進歩している」
スミスとオーベルトは、これら注目すべき発言を行った後、直ちに米国に送られ、国家保安法の下に公の発言を禁止されてしまった。
反重力開発? どの程度の事が為されているのか私は知らない。私が知っている事は、我々は重力の研究に莫大な額の金と非常な時間を、現に費やしつつある事である。米空軍はオハイオ州デイトンに、特にこの目的の為に建てられ運営される途轍もない豪華な設備を持っている。また、1955年頃からこれに関連する巨額な契約を各種の鉄鋼会社や工業研究グループと取り交わし、毎年更新している。これがUFOが既に重力を制御していると考える事に踵を接した科学研究の分野である】(『世界は謎に満ちている』F・エドワーズ著。ハヤカワ・ライブラリー)(以上『月は神々の前哨基地だった』p86-87)
…1963年に刊行された、W・キャナン(米国の著名な軍事評論家)著『スーパー・ウェポン』(究極兵器)の232ページには、次のように述べられている。
今や米国防総省は、米国の上位30社を合体させた規模を有し、関係従業員数約450万人、資産は2000億$、全世界に出先を有する超多国籍企業である。年間予算が1000億$、半分が兵器、装備、研究開発、生産等に費やされ、約10万人(社)と契約を交わす産軍共同体の中核である(筆者註、これは30年前の金額単位である)。
続々と登場する新兵器を直接開発する部門を「高等研究計画局」といい、防衛産業400社がバックについている。ノーベル賞クラスの科学者陣を網羅した、この局の一部門で、故アインシュタイン博士らの理論に基づくといわれる「反重力装置」の研究開発が行われている。これは政府最高の極秘研究下に置かれ、35以上の電子工学と航空会社、多くの財団、大学が、米国最高の科学者の指導で重力の秘密解明にあたっている。
主なところはヨーロッパのゲッチンゲン大理論物理学バークハート・ハイム教授、ハンブルク大パスカル・ヨルダン博士や、米国のプリンストン大学院、インディアナ大高等数学研究所、パーデュー大学調査団等が指導陣という。
ソ連も同様の研究開発を行っており、両国の秘密研究所はロッキー山脈やウラル山脈の奥地に置かれ、科学者達は「解答G」(SOLUTION-G)と密かに囁かれる究極兵器の開発を進めている。
この装置が実現すれば、現在の最新式ロケットやマッハ3の高速を出す飛行機等、忽ち旧式になってしまうだろう。解答Gは予想以上に早く人類の手に入るかもしれないが、その入手先が気に入らない場合も考えられる。というのは、その装置が米国や、多分ソ連空軍にも文化ショックを与えたUFOに組み込まれているからである。(前掲書p87&『UFOはこうして飛んでいる!』p41-42)
以下は、ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン紙の軍事航空担当部長アンセル・タルバート記者によって、1955年11月20日から5日間に亘って掲載された記事の要約である。
重力の秘密を解明し、反重力を実用化しようとする、殆ど信じ難いプロジェクトが、ペンタゴンの指揮の許で、米国の一流大学や科学実験所、研究センターで実施されつつあり、多くの航空機産業、電子産業、鉄鋼会社等の主要名門企業が巻き込まれている。幻想的ともいえるこれらの「G計画」は、充分に教育された科学者達によって開始されたばかりだが、原爆が必要とされ完成されたように、近い将来には必ず「解答」が見出されるものと信じている。大きな妨げは、常識的な既成の概念と現象のみを信じる、科学者を含めたある種の人達の拒絶にある。
科学者達はプロジェクトの具体的な内容は明確にしないが、重力エネルギーを宇宙最大の未解決の謎と見なし、重力の伝播には物理的なメカニズムが必ずある筈と信じている。それを発見し、光や電波のようにコントロールする事は可能で、秘密を解く鍵は高エネルギーの核分子にあると考えているようで、重さが中性になるまで脱重力化されて飛行する宇宙船を、プロジェクトの究極的な目標としている。
反重力という現代科学のレベルを遥かに超える「ハードウェア・ソリューション」は、恐らく宇宙からの飛来物体「空飛ぶ円盤」によって引き起こされたものと思われる。反重力テクノロジーがまやかしだったら、このような物体による多くの不思議な光景の目撃は起こらないだろう。全米の航空会社やエレクトロニクス産業、その他の多くの関連企業の科学者達は、この驚くべき物体の出現による反重力の可能性に興奮気味である。重力の向きを任意に変化させる事が可能になれば、我々は宇宙のどんな所にでも急速に移動でき、どんなに急激なスピードでコースを変えても、身体には何も感じられない事になり、エネルギー革命は必至となろう。
現在、科学者達は大気圏外、特に宇宙現象に深い興味を抱いている。地球外領域を探査する事によって、宇宙には何が存在するのか、我々の前に新しい世界が開けようとしている。以下は重力の秘密を探り実用化しようとする、現在進行中の新しいプログラムの現場報告である。
・トップにある指導的な科学者は、ペンタゴン高等研究計画局の一部門に属するカリフォルニア大エドワード・テラー博士と、ニュージャージー州プリンストン大の先進科学分野研究所のロバート・オッ ペンハイマー博士である。この他、理論物理学者フリーマン・ダイソン博士やジョン・ウイラー博士。プリンストン大先進科学分野研究所スタンレー・ドゥゼール博士、リチャード・アーノウイット博士等の、そうそうたる顔ぶれが揃っている。併せてハーバード大スカル&ボーンやパーデュー大研究財団等のメンバーが重力の理論的研究を行っている。
・インディアナ州立大学院、高等数学研究所のアインシュタイン博士の同僚だったバツラフ・フラバティ博士は現在、重要な反重力問題に取組中というが詳細は不明。
・ノースカロライナ州チャペルヒルにある、ノースカロライナ大学長ゴードン・グレイ博士は、この度学内に反重力の理論研究を行う秘密研究所を設立した。博士はその後学長を辞任し、陸軍長官国防次官補、大統領特別補佐官の要職についた。
・反重力開発に積極的な関心を持っている航空機メーカーは、米国で最初の大型ジェット推進飛行艇を製造したグレン・マーチン社。巨大な大陸間爆撃機を設計、製造したサンディエゴのコンベア社。超音速有人機と最新の垂直ジェット離着機を製造したベル・エアクラフト社、ヘリコプターの草分であるユナイテッド・エアクラフト社のシコルスキー部門等である。
ヘリコプター設計で有名なイゴール・シコルスキー博士は、重力を「現実に具体的に存在する手強い相手」と考え、長い研究の末に到達した科学的見解によれば、この計り知れない超空間的エネルギーには、何かの物質的なキャリアー(媒体)が存在するに違いないという結論に達している。電気や磁気力が「命ずるままにサービスを遂行する人間の忠実で柔順な召使」になっているのに対し、重力は科学者が努力を重ねれば重ねる程「正真正銘の深い謎に向き合っている事を思い知らされる」と言っている。
・ゼネラル・ダイナミックス社の主任研究技師で、ミサイル専門家のチャールズ・T・ドジャー博士は、コンベア部門主任電気技師マーチン・カプランと共同で、重力コントロールの研究と実験を実施中。
・マーチン・エアクラフト社の先進型航空機開発計画担当副社長ジョージ・S・トリンプルJRは、反重力の研究計画推進の為の新しい研究陣を組織した。指導的地位にはペンタゴンの委嘱によって、重力理論では世界的権威のヨーロッパの物理学者、ゲッチンゲン大のバークハイト・ハイム教授、ハンブルク大のパスカル・ヨルダン博士と契約を結んだ。P・ヨルダン博士はマックスプラン・メタルの受賞者で、論文『重力と宇宙』は世界中の科学者を興奮させた。B・ハイム教授は、自分の理論や数学的計算によって反重力の実現は可能と確信している科学者の1人である。
こうした事によって、マーチン社はワシントン市とボルチモア市の間に、故アインシュタインの『統一場理論』における反重力研究の為の「先進分野研究所」を建設した。S・トリンプルは「充分な訓練を受けた科学頭脳集団が、反重力開発に向けて一斉に活動に取りかかれば『マンハッタン計画』に要した略同じ時間で仕事をやり遂げられる」と語り、「最大の障壁は、科学者を含れた一部の人々の頑迷な無知と、現実性を信じない事にあるが、反重力の開発はわが国家の存続に最大不可欠の問題で、我々は速やかに『解答G』の仕組を見出すでしょう」と語った。
・米国最大の航空専門エレクトロニクス・メーカーの1つであるリアー社の会長で発明家のウィリアム・P・リアーは、同社の主な科学者や技術者達と反重力に関する理論を入念に検討中である。氏は1950年にジェット戦闘機用の軽量の自動操縦着陸侵入制御装置を開発し、米航空界で最大の業績を挙げた人物として『コリア』記念トロフィを受けている。氏は磁極性をコントロールして重力を打ち消す事のできる電重力場を人工的に作り出す事が可能と確信している(註、W・クーパーと共に当局のUFO謀略を暴露して、全米にリアー旋風を巻き起こしたジョン・リアーは彼の一人息子である。ここに現在のUFO問題の核心と複雑さが秘められていよう)。
・電子部門の草分であるカリフォルニア州パームスプリングスのクラーク・エレクトロニクス社のダドレー・クラーク社長は、現在行われている反重力装置の開発の成果は、「象牙の塔」の科学者や先生方が信じているよりも早く実現するという。
・米国で最も天才的な若い実験設計家の1人、ユージン・M・グルハーレフ(カリフォルニア州マンハッタンビーチのグルハーレフ・ヘリコプター&エアプレーン社長)は、原子力発電による大気圏外飛行用の円盤型航空機の設計研究を行っている。氏はヘリと多発動航空機の先駆者であるシコルスキー博士の主任設計技師だったマイケル・グルハーレフ氏の息子で、2人とも反重力の開発に大きな意欲を燃やしている。彼はまた、ハンブルク大P・ヨルダン博士と次の点で意見が一致している。つまり電磁気を帯びた物体は、回転作用によってかなりの重力変化を生じさせる事が可能だという。
・ロングアイランド島グレイトネックにあるスペリー・ランド社のジャイロスコープ部門の誘導ミサイル技術者ノーマン・ピーターソンは、全米宇宙飛行協会の会長としてデンマークのコペンハーゲンで開かれた「人工衛星会議」に出席したが、次のような見解を発表している。「電子ビームの応用による反重力効果で、宇宙飛行計画が促進される事になるだろう」というのだ。
・ローレンス・D・ベル(バッファロー市の会社は史上初の有人超音速機の開発製造で有名)は、現在の研究から実際に役立つ反重力の成果が出てくると確信し、本紙記者に次のように語った。
「米航空機産業は全く新しい、驚くべき構想の入口に立っている。我々は重力と戦うかわりに、それを相殺してしまう装置の開発に取り組んでいます。ライト兄弟は、人類が大地に縛りつけられている必要のない事を証明しました。我々の次の一歩は、地球の大気圏外で活動できる事を証明し、その次は地球の重力圏外で活動する事でしょう」
・航空機の設計製作家として米空軍から特別科学顧問として業績を讃えられ、勲章も贈られているグローバー・ローニング氏も、次のようにキッパリ語った。
「私は人類が間もなく、電磁的な反重力装置を完成させるだろうと堅く信じている。科学者が原子の構造を分裂させる事を可能にした理論と同じ方法で、重力の本質と、それに逆らう方法を必ず発見するに違いない」(『UFOはこうして飛んでいる!』p44-51)
「フォン・ブラウン博士、この太陽系の他の惑星に生命が見つかるとお考えですか?」
「考えますね。火星には原始的な生命形態が見つかるでしょう」
「我々が宇宙で唯一の知性生物でないとは?」
「無限の宇宙には植物や動物ばかりでなく、知的生物もいる筈ですよ。そういった生物を発見するのは、素晴らしく興味深い仕事です。しかし、この太陽系と他の太陽系とを隔てる膨大な距離を、またこの銀河系と他の銀河系とを隔てる更に膨大な距離を考えあわせると、その種の生物を見つけて、直接の連絡をとれるかどうか疑問ですね」
「この銀河系に我々より歴史が古く、技術的に進歩した生物がいるか、もしくはいたかと考えられるでしょうか?」
「それに対しては、これまでのところ、証明も徴候もありません。しかし統計的、哲学的に考えてみると、そういった進歩した生物の存在を私は確信しています。だが、その確信に対する確固たる学問的な基盤がない事を強調しなければなりませんが」
「先輩の知的生物が太古にこの地球を訪れたという可能性はないでしょうか?」
「それを否認するつもりはありません。しかし、私の知る限りでは、これまでその種の考えの基礎となる考古学的研究はなされませんでしたね」(『未来の記憶』p213-214)