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回答先: 国連の統制きかずと指摘 明石氏が治安活動に懸念 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 6 月 15 日 07:38:53:
◎部隊増派なく進駐軍窮地に 参謀総長が極秘立案=訂正
【モスクワ15日共同】15日付のロシアの有力紙コメルサント
は、ロシア軍部隊によるユーゴスラビア・コソボ自治州への一方的
進駐は、ロシア軍ナンバー2であるクワシニン第一国防次官兼参謀
総長がイワノフ外相だけでなく、セルゲーエフ国防相にも知らせず
に立案した秘密作戦だったと報じた。
しかし、ロシア本土からの空てい部隊増派が実現しなかったこと
から、食料も足りなくなった進駐部隊が孤立化。作戦は「失敗の瀬
戸際」にあるという。
それによると、進駐作戦は和平仲介でのロシア外務省やチェルノ
ムイルジン大統領特使の「弱腰」を不満とするロシア軍参謀本部が
作成。進駐前日の11日に参謀総長がエリツィン大統領に直接電話
して承認を得た。国防相には事後報告したという。
当初の計画では、州都プリシュティナの空港を約200人のボス
ニア・ヘルツェゴビナ駐留ロシア軍部隊で占拠した後に、ロシア本
土から輸送機で数千人の空てい部隊を送る予定で準備はできていた。
しかし、直前になってハンガリーやブルガリアがロシア軍機の領
空通過を許可しなかったため、増派計画がつぶれたという。
進駐部隊の食料はあと2日分しかないという。
(了)
[共同 6月15日] ( 1999-06-15-21:54 )