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以下に引用するのは,1995年にでた『日出づる国、災い近し』という本からの
ものです。麻原のハルマゲドン関連の発言を拾ってみました。
●都市人口が十分の一になる
これから二〇〇〇年にかけて起きる現象は、筆舌に尽くし難いような、激しい、しか
も恐怖に満ちた現象が連続的に起きると考えるべきであるというのがわたしの立場で
す。では、どのような現象が起きるのかと。これは例えば、ノストラダムスの予言詩
の一つを紹介するならばよく理解できると思われますが、この日本の国土が荒れた大
地と変わる。では何によって変わるのかと。これは考えられることは、核である。で
はその時期はいつだと。それは九六年から九八年の一月までの間に起きる。ではどの
ような形でどこが攻めるのかと。それはアメリカを中心とした連合国である。わたし
の精神的力によって見た経験と、それからいろいろな過去の予言者たちの話を総合す
ると、大都会においては十分の一くらいの人口しか残らないというのが今のわたしの
立場です。つまり十人中九人は死んでしまう。
(九二年十一月二日於・大阪大学)
●天皇制に持っていくマスコミの動き
マスコミの動きとしては、例えば三大紙である読売・毎日・朝日等を含めて、それか
らテレビは全局を含めて、よりいっそう国粋主義的な方向の宣伝に乗り出すはずであ
る。この国粋的な宣伝の典型的なパターンとして、天皇に対する国民アンケートが、
月に一回程度なされ、天皇称賛・天皇肯定のパーセンテージが徐々に徐々に上げられ
るはずである。一方、政治についてのマスコミの対応は、徐々に厳しくなり、特に自
民党−社会党あるいは共産党・公明党等の野党だけではなく、自民党の腐敗について
も徐々に徐々にその腐敗を暴露するかたちで叩きが始まるはずである。これによって
国民の思考というものは、もう天皇制以外にないというその頂点にまで必ず持ってい
かれるはずである。これがマスコミの最後である。これは九六年までには完了するは
ずだ。
(九三年六月十日於・第六サティアンビル)
●戦争に都合のよい宗教が登場
オウム真理教パッシング、統一協会バッシング、幸福の科学バッシング、愛の家族
バッシング等々のバッシングが続いているわけだけど、これは明らかに宗教を統一す
るときの手口なんだね。そして宗教は必ず統一される方向に向かうだろう。それは戦
争に最も都合のいい宗教が登場する。
(九二年九月二十七日於・富士山総本部)
●戦争肯定の思想統制の動き
そして一教育もこれと連動し、今まであった例えば戦争の記事内容その他について
は、今もそうだが・徐々にそうなっているが、完全に抹殺され、そしてそれと連動す
るかのように−これは子供の教育にも関わるわけだが−よりいっそう戦い、戦争の場
面の多い番組が組み込まれる。そしてそれと同時に一「正義」、つまり、Aという現
象が起きた場合、それに対してはAを打ち返すしかない、つまり、目には目を。とい
う精神的な教えというか、そういう番組が徐々に徐々に増大してくるはずである。つ
まりこれは、「日本がやられたらやり返せ」という、そういう思想統制が始まると考
えてよろしい。今回の場合・前回の第二次世界大戦と違い、それが絶妙なかたちで、
自分たちで情報を得ているというような、そういう状況のフィーリングの中でそれが
展開される。そして、日本の暗い部分については全く報道しない、こういう状況が形
成されるはずである。これが、九三年から九六年までのマスコミの動きである。
(九三年六月古於・第六サティアンビル)
●不景気から軍需産業、大戦へ
では経済はどうかというと、今の不況より、よりいっそう不景気になる。そして軍需
産業を増大させない限り、経済の再興は不可能な状態を各国が形成します。そしてそ
れによって大戦、大きな戦いが起きるのです。
(九二年十一月二十二日於・東京大学)
なぜ、これらの戦争が必要なのかについて検討する必要がある。それは二つの理由が
ある。その第一の理由は、軍事兵器と呼ばれるものの実験場が必要である。それから
第二番目には、経済を一元的に集中させるためのステップである。つまり、戦いとい
うことにより、一つの意図にカネを集中する。そして、当然戦争というものは、物を
壊すということを前提として行なわれるわけだから、本来復らが望んでるものは、
「適当に人が死に、多くの物が壊れ、その再建にまた巨額のカネが投資される」とい
うことが理想なんだね。これを繰り返すことによって、世界経済というものは発展し
てきたんだ。だから必ずその前に、恐慌というフォームをとり、つまり、お金が全く
ない、もうどうすることもできない状況を作り、そしてそれによって、「じゃあとに
かく内需拡大のために軍事産業を拡大するしかないんだ」というかたちを形成してい
く。
(九三年六月十日於・第六サティアンビル)
●亡国の前兆
今の現状を見ると、例えば労働力を見た場合、台湾、あるいは香港、あるいは韓国、
あるいはその他の東南アジアの国々に、労働力は完全に持っていかれ、そしてついに
考える部門も、後進国の人々に追い上げられていっているという現状があります。つ
まり、始めに手足をもぎ取られ、これは皆さんも知ってのとおり、週休二日制とか、
あるいは週休三日制とか導入がどんどん進んできた場合、わたしたちは働かない修習
をすることになります。それだけではなく、頭脳の面も完全に煩悩の修習をさせられ
ることによって低下するとするならば、まず手足を完全にもぎ取られ、そして頭をも
ぎ取られた生命にすぎなくなるということがいえるでしょう。これは明らかに、資源
のない日本にとっては亡国、つまり国が完全になくなる前兆であると考えるべきで
しょう。
(九二年十一月三日於・千葉大学)
●どのように戦争へ突っ込むか
日本は、ムードによって、戦争を始めることになる。そしてそのまず第一番目の相手
国は、東南アジアのある国であろう。この「東南アジアのある国」というのは、考え
られる例としては、例えばカンボジアがその典型ではないかと。そして、戦争によ
り、例えば相手の領土の一部を活用する、あるいは何らかの利益を得ることにより、
日本人に対して戦争の勝利の味というものを味わわせる。これが第二段階の彼らの計
画である。そして、より大きな戦争を行ない、もう一度勝利させる。つまり日本に
は、二度勝利させることが与えられている。しかしそれは、力の差から見て当然の対
決である。つまり、例えばわたしが三歳児四歳児と戦うようなものである。そしてこ
れらののち、いよい
よ本格的な戦争へと没入する。
(九三年六月十日於・第六サティアンビル)
●殺毅の後大きな変換へ
もともとこの日本は(九九六年の終わりを契機として大きな変換に至る。そしてこの
大きな変換、これは何を意味するのかというと、その前に多くの殺戮がなされる。で
はそれはどのような形でなされるのか。それは日米対決である。日本の一部の権力者
と、そしてアメリカが結びつき、そして日米決戦を行なう。それによって日本人の多
くの魂は死ぬ。しかし、そこで多くの軍事産業がいったん勃興し、そしてそれによっ
てフリーメーソンだけではなく、この世界統一政府をもくろむ多くの企業が多額のお
金を手中に収める。そしてそれにより、より強固な国家体制を作ろうとする。
(九四年三月十一日於・仙台支部)
●世界統一のもくろみ
なぜ、勝敗の見えた戦いに巻き込まれなければならないのか。それは、例えばアメリ
カの中にも人道主義的な人は当然たくさん存在する。すると彼らは、国家内における
二分化が生じ、それによって力の分散が生じる。ところが、戦争という大義名分のも
とで戦うならば相手をやっつけることは、問題ではない。したがって、戦争は起こす
必要があるわけだ。これがシナリオである。しかも、予言されているキリストはまだ
登場していない。彼らとしては、キリストが登場する前にすべてを終わらせてしまい
たい、すべて世界を統一したいと考えるわけだね。
(九三年四月九日於・高知支部)