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回答先: 京都府警 山段氏を聴取 夕刻まで捜索 (京都新聞) 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 3 月 19 日 18:45:59:
「京都のフィクサー」山段会長が死亡
「京都のフィクサー」と呼ばれ、京都府警が贈賄容疑で逮捕状を用意していた損害保険代理会社「キョート・ファンド」の山段芳春会長(68)が19日午前9時34分、京都市中京区の病院で肝臓がんのため死亡した。府警は18日、元警部補への贈賄容疑で家宅捜索したが、病状が悪いため、逮捕状の執行を見合わせていた。事件を突破口に古都にうごめく“闇の人脈”の解明を目指していた府警のもくろみは、山段会長の死でとん挫しそうだ。
関係者によると、山段会長は今年1月下旬から、病気で入退院を繰り返し、最近になって病状が悪化していたという。
府警は18日、入院中の山段会長らの逮捕状を用意していたが、主治医の意見を聞いた結果、拘置に耐えられないと判断、逮捕を見送った。病院関係者も「行動できないほどの病状だ」と話していた。
山段会長は戦後、京都府職員として米軍の訓練を受け、連合国軍軍司令部で治安調査を担当。その後、全国でも有数の規模を誇る京都信用金庫で労組にあたる職員会議の常任顧問を務め、官公庁や警察、検察OBらを集めた「京都自治経済協議会」を主宰。イトマン事件の許永中被告(52)とは極めて親しいとされた。
府警では、山段会長が五条署に勤務していた元警部補の浦窪聖一被告(49)に対し、捜査情報を提供してもらう見返りに外国製スーツの生地など約100万円相当の物品を渡した容疑で家宅捜索していた。
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