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回答先: 18日の大阪本社の毎日新聞の1面 <電磁波異常で地震予知> 投稿者 たけしくん 日時 1999 年 2 月 19 日 16:39:37:
電磁波の異常観測で地震を予知
12日の亀岡の地震 研究者ら茨木市に警告
京都府亀岡市で震度4を記録した今月12日の地震に先だち、畑雅恭・愛知県立大学教授や内匠逸・名古屋工業大学助教授らのグループが隣接する大阪府茨木市で電磁波の異常を観測、茨木市に事前の警告を送っていたことが18日わかった。警告を受け茨木市は防災体制の点検をしていた。
畑教授の説明では、一昨年の秋、関西で唯一の電磁波の観測点を茨木市北部に設置した。1年近くは目立った変化がなかったが、昨年11月に平常レベルの約20倍に当たる異常な電磁波が検出された。電磁波の特性から、観測点に比較的近い場所で地震が起こる可能性があると判断し、茨木市へファクスで連絡した。その後も断続的に異常が現れたため、地震発生まで数回、情報を流した。ただし、地震の規模や発生時期をはっきりと示した内容ではなかったという。
茨木市によると、担当職員数十人のポケットベルを点検するなど、万が一に備えて伝達体制をチェックしたという。
大阪管区気象台によると、12日の地震は亀岡市の地下約15キロを震源とし、茨木市は震度1だった。
畑教授たちは電磁波観測を地震前兆現象の発見に役立てようと、全国約40カ所に観測点を設置している。
電磁波 電気と磁気の相互作用で起こる波の現象。テレビなどを伝える電波のほか、光や放射線なども含む。地震につながる地殻変動からも発生するため、地震の前兆現象として研究対象となっている。
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