Re: 危険な日本人の健康(全文引用)


[ フォローアップ ] [ フォローアップを投稿 ] [ ★阿修羅♪ Ψ空耳の丘Ψ1999 ] [ FAQ ]

 
投稿者 たけしくん 日時 1999 年 2 月 04 日 01:54:11:

回答先: ニワトリ(ブロイラー)から大量の女性ホルモン(一部) 投稿者 たけしくん 日時 1999 年 2 月 04 日 01:51:59:

危機的な日本人の健康――第2弾
http://www.dainikaientai.co.jp/d/d427.html
より、全文転載

 最近、日本人の健康に“異常事態”が発生している。
とりわけ若者の間にこれまでにない驚くべき現象が広が
りつつある。  
 たとえば、若い夫婦の間で不妊症が大問題となってい
るが、最近帝京大学医学部が注目すべき調査結果を発表
した。それは「20代の日本人男性34人の精液を調べたと
ころ、精子の濃度や運動機能(つまりどれほど元気であ
るか)などでWHO(世界保健機関)の基準値を完全に満
たしたのは1人しかいなかった」(98年3月15日付日経新
聞参照)というのである。これは日本人の将来に対する
由々しき問題である。つまり日本民族の存亡にまでかか
わる大問題といってよい。
 そこでこの調査結果をさらに詳しく見てみよう。帝京
大学の調査グループは20代の健康な男性34人に精液を提
供してもらい、精子濃度、運動機能、精子の形などを調
べてみた。すると驚くべきことがわかった。WHO(世界
保健機関)は精子の濃度が1ミリリットル当たり2000万
個以上などのいくつかの基準を設けているが、今回の調
査では検査項目すべてで基準値を上回っていたのはたっ
たの1人しかいなかった。つまり、いまの日本人の若い
男性は子孫を残せるまともな能力をもった者が3%しか
いないことを意味する。
 これは日本の国家としての“危機”である。国内で80
年代に報告された調査結果と比較すると、今回の結果は
精子濃度、運動機能、形態の正常性などすべての項目で
下回ったという。ということは、この10数年ほどの間
に、日本人の生物としての能力が何らかの原因によって
急速に低下したことになる。
 たとえば2、3年前に大問題となったO−157の事件で
も、かつてアメリカなどでも集団発生した例はあった
が、これほどまでに大規模に広がり死亡例が増えたとい
う例は先進国にはかつてない。まさに日本人の生物とし
ての能力(免疫力その他)が危機にひんしているのであ
る。
 とりわけ、日本人の若い男性の精子に異変が起きてい
るという事実は将来の生まれてくるべき日本人の赤ちゃ
んの生物としての能力が危機的状況に陥るだろうことを
警告している。これは国家の一大事である。この精液の
異常について「環境ホルモン」と呼ばれる化学物質が原
因ではないかという指摘が海外で出始めている。注 )
環境ホルモン:ごく微量でも体内に入るとまるでホルモ
ンのように振る舞い、生殖器の発達や性行動に影響を及
ぼすとされる。母胎内や成長初期にこれにさらされる
と、雄の精巣が縮んだり雌の卵巣に奇形が生じ、極端な
場合には雌雄が逆転してしまう。ポリ塩化ビフェニール
(PCB)やダイオキシンなどの約70種の科学物質が疑わ
れている。発がん物質のように直接摂取した個体に害を
与えるのでなく、世代を越えて影響を及ぼすことを心配
する声もある。。
 
 ところで、最近日本人の子供達の様子がおかしい。と
りわけ「キレル中学生」が社会問題にまでなっている。
98年1月28日、栃木県黒磯市で中1の生徒によるバタフラ
イナイフによる英語教師殺人事件が起き、社会全体に大
きな衝撃をもたらした。それ以来、「キレル中学生」と
いう現象が大きく取り上げられるようになったが、この
問題を単なる教育上の問題、あるいは精神上の問題とだ
け捉えることはできない。最近の校内暴力の特徴は突発
型が増えている点だ。おとなしかった子供が突然キレ
て、暴力を振るうという現象は実は世界的規模で発生し
ている。子供たちの“行動異常”が世界中で急増してい
るのだ。
 なぜか。実は、「環境ホルモン」がこの子供たちの行
動異常に関係しているのではないかという論文が数多く
発表され始めている。「環境ホルモン」とは別名内分泌
撹乱物質とも呼ばれ、ある人工の化学物質が生物内でま
るでホルモンと同じ働きを行い、生物の生命活動に重大
な障害を与えるものをいう。なぜ「環境ホルモン」と呼
ばれるかというと、この物質は生物の最も重要な、とい
うより生物の存亡にかかわる生殖機能を破壊してしまう
からである。それ以外にもガンを多発させたり、さまざ
まな病気をもたらす。これがいま世界中で大問題となり
始めている。
 97年11月、あるTV番組が人々の注目を集めた。それは
NHKが放映した「生殖異変」という特集番組で、日本近
海のさまざまな生物に前代未聞の“異変”が起きている
ことをレポートしている。とりわけショッキングだった
のは、船の底に塗る有機スズという化学物質が「環境ホ
ルモン」として機能し、日本近海のほとんどのバイ貝の
生殖機能をメチャクチャにし、その結果、バイ貝のメス
のほとんどがオス化してしまい子孫を残す能力が失われ
て絶滅の危機にひんしているというのだ。
 こうした現象は日本だけのことではなく、アメリカ・
フロリダ半島では別の化学物質のためにワニの生殖機能
がメチャクチャになり、ワニが同じように絶滅寸前の危
機に陥っている。
   このように「環境ホルモン」は、極く微量であっ
ても生物の生命活動に決定的影響を与え、子孫をふやす
生殖機能を破壊することが最近わかってきたが、それが
人間にも多大な影響を与えることが警告され始めてい
る。
 しかも「環境ホルモン」は生殖機能だけでなく、ガン
の誘発、免疫機能低下、精神・神経障害、行動異常、老
化の促進と私たちの健康に信じられないほどの影響を及
ぼす。「こうした化学物質と子供たちの行動異常に深い
関係がある」と指摘する論文も出始めている。つまり環
境ホルモンによって人間の内分泌系が撹乱されると、ま
ず免疫系が影響を受け、アレルギー症状が広がり(確か
に最近の子供たちはアトピーなどのアレルギーが異常に
多い)、さらには脳・神経系にも重大な影響を与え、行
動異常が発生する可能性を大いに増やす。
 しかも、こうした化学物質は私たちの身の回りに無数
に存在しており、とりわけ胎児や赤ちゃんがその影響を
受けると、とりかえしのつかない事態が発生する可能性
がある。
 ここに極めて注目すべき報告がある。97年11月10日号
でも取り上げたが、重要なので再び登場させよう。劇症
性の即時型食物アレルギーが若年層を中心に激増してい< br>るのだ。これはアトピーなどとは比べものにならない、
極めて重症のアレルギーで、若い日本人にこうした得体
の知れない奇病が多発している。
 毎日新聞97年6月1日付朝刊によると、特定の食品を食
べた直後に呼吸困難などに陥る劇症性の即時型食物アレ
ルギー「オーラル・アレルギー・シンドローム」(OA
S)が若年層を中心に増えていることが大阪回生病院の
調査グループの研究で分かった。症例では原因食品はモ
モ、ビワ、メロン、トマトなどの果実・野菜や木の実な
どの多種にのぼり、未精製のハチミツやチョコレート、
マツタケ、フキノトウなどが原因という場合もあった。
問題はそうした物を食べた後のアレルギーの激しさで、
原因食品を食べて30分前後までの間に、唇のかゆみやは
れ、ノドの違和感などの症状が発生する。中には呼吸困
難やショック症状など危険な全身症状となる場合もあ
り、極めて事態は深刻だ。
 危機感をおぼえた厚生省も7都道県の保育園児1336人
を調査したところ、驚くべき結果が出た。その内の13%
にあたる168人が広い範囲に及ぶ食品を原因として1時間
以内にアレルギー症状を訴え、うち16人が重症だったと
いう。つまり、最近の子供の8人に1人が食物アレルギー
であり、83人に1人が重症のアレルギーなのだ。
 この劇症性の即時型食物アレルギー(OAS)の原因はい
まのところ不明だが、さまざまな化学物質が子供たちに
異常を引き起こしていることだけはまちがいない。
 こうした食べ物に含まれる人工の化学物質――という
より毒物――が人間の健康に重大な影響を与え始めてい
るが、実は私たちがふだん何気なく食べているニワトリ
(ブロイラー)にも重大な問題が発生している
 これは今から10年以上前にアメリカで起きた本当の事
件である。アメリカ人のある中年男性がある時から急に
胸が女性のように大きくなり始め、体に変調をきたし、
異様な死に方をした。警察はその男性が毒物によって何
者かに殺されたと考え、殺人事件として捜査を進めた
が、その男性の遺体からは通常の毒殺に使われるいかな
る毒物も一切検出されなかった。
 しかし、警察はあきらめなかった。というのも、その
死に方があまりにも奇怪だったからだ。少なくとも普通
の病気ではなかった。男性の遺体に何か異常がないか徹
底的に調べられた。すると、不思議なことがわかった。
その男性から信じられない量の女性ホルモンが検出され
たのだ。
 そこで警察は別の観点から調査をすすめた。その男性
の日頃の食生活を徹底して調べてみたのだ。すると不思
議なことがわかった。この男性の食生活はかなり変わっ
ていて、異常なほどのニワトリ好きだった。なんと、朝
から晩までニワトリばかり食べていたのだ。
 警察はそこでニワトリ(ブロイラー)自体を調べてみ
た。その結果、驚くべきことがついに判明した。ニワト
リ(ブロイラー)から大量の女性ホルモンが見つかったの
だ。
 現在の養鶏には大量の薬品が使われている。たとえば
最新式の養鶏場を見たことがあるだろうか。そこはまさ
に“工場”そのものである。信じられないことにその工
場内は昼間から真っ暗にされている。なぜかというと、
効率を最大にするためにスシ詰めの通勤電車のようにニ
ワトリたちを密集して育てるために、どうしてもニワト
リたちにストレスがたまり、明るくしておくとお互いに
相手の目をつついて殺し合いを始めるからだ。まさに残
酷で不気味な空間だ。しかも、密集しているため一羽が
病気にかかるとすべてに伝染して全滅するため、抗生物
質その他の薬を大量に投与する。その上、仕上げに大量
の女性ホルモンを投与する。というのは、女性ホルモン
を与えると短時間に太ってしかも肉がやわらかくなるか
らだ。だからニワトリ(ブロイラー)の肉には大量の女性
ホルモンと薬が含まれているのだ。
 こうしたものを長期間食べればどうなるか。体にさま
ざまな化学物質が蓄積されて、人間自体が毒の塊となっ
てしまう。私自身はスーパーマーケットなどで売ってい
る普通のブロイラーを絶対に食べない。食べるのは自然
に育てた地鶏だけだ。また、ニワトリを食べなくても、
豆腐や納豆で十分なタンパク質をとることができる。
 金融ビッグバンの進行にともなって自己責任を問われ
ているように、あなたの将来の健康のために何を食べる
かに関しても、実は「自己責任」が問われているのだ。
私が絶対に食べないものにハマチがある。天然ハマチは
別として普通のスシ屋やスーパーに出ているハマチのほ
とんどが養殖ハマチだ。養殖ハマチを実際に育てている
業者自らが「こんなもの恐ろしくて食べられないよ」と
言っている。実際、ニワトリと全く同じで、ハマチを密
集して育てるため信じられないほどの薬品、とりわけ抗
生物質を投与する。形はハマチだが中身は化け物だ。し
かもハマチが逃げないように張り巡らせたネットには
「環境ホルモン」として問題視されている有機スズが使
われていた(あまりにも有害だということで現在は禁止
されている)。
 こうした化学物質だけではなく、さまざまな毒物が私
たちの身の回りに無数に使われている。たとえば、野菜
から果物までほとんどの農産物に使われている農薬は戦
争中に使われた毒ガス兵器を改良して作られたものだ。
また着色料から防腐剤まで私たち食べているほとんどの
食品には食品添加物という名の毒物が入れられている。
ある意味では現代の日本人は緩慢なる“毒殺の実験台”
にされているようなものだ。
 こうした事態に対して、厚生省を中心とする日本の役
所は知らぬ存ぜぬの無責任体制であり、メーカーや企業
の側には立つものの、国民の立場に立って安全性を追求
する姿勢からはほど遠い。
 では、私たち国民はどうしたらよいのか。
 ある意味で、もはや自分の身は自分で守るしかないの
である。国はアテにならないと肝に命ずべきだ。
 そこで私たちにできる唯一の方法はなるべく毒の入っ
ていない食品を食べること、毒を体内から排出させる
「健康食品」をとることだ。
 日本全体に元気がないのは、経済のせいばかりではな
く、日本人に“半病人”と呼べる人が多いせいだといわ
れている。その意味で今後、健康食品および自然食品
ブームが日本にやってくることだけは間違いない。

(経済トレンドレポート主幹 浅井 隆)


[ Home ] [ 経済トレンドレポートのトップページへ ]
[ バックナンバー一覧 ] [ 申込方法 ] [ 感想文 ]






フォローアップ:



  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。