4.Sirian


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投稿者 スペパラ 日時 1999 年 1 月 23 日 12:06:51:

回答先: 3.コズミックトリガー 投稿者 スペパラ 日時 1999 年 1 月 23 日 12:05:46:

『知の起源』から抜粋

「…同様の好例として、植民地時代まで文字を知らず、全て口承によって歴史を伝承して来たサハラ以南
の民族を挙げる事ができる。このように文字を持たない民族が、世代を超えて継承して来た伝承や神話に
ははかり知れない歴史的価値があるのだ」
 なぜ、セーガンは「サハラ以南の民族」に言及したのだろうか。以後の記述に再度登場する事はなく、
この唐突な言及には不思議な符号を感じざるを得ない。更に、セーガンはシュメール文明を構築したとさ
れる奇妙な生物について論じている。古記録によれば水陸両棲で、昼間は乾いた陸地で過ごすが、夜には
喜び勇んで海に帰るという。半悪魔、高貴な存在、理性を与えられた生物など様々に表現されたが、つい
ぞ神と呼ばれた事はない。しかし、知識の豊富さと寿命の長さについては「超人」であった。彼らは船に
地球の動物を積み込み、神のもとへ帰ったという。(p.66)

 ドゴン族の伝承によれば、ノンモ(シリウス人)は再び戻ってくる。その再来の日は「魚の日」と呼ば
れる。再来の前兆は「新しい星の出現」すなわち「十番目の月の星(恒星間宇宙船)」の再出現であると
いう。そしてその内部から「箱舟」即ち着陸船で地球に降り立つという。このドゴン族の伝承は、かつて
地球を訪れたノンモが依然として存命し、なおかつ太陽系から離れていないことを裏付けるものと考えら
れないだろうか。再来したノンモは「水中から支配する」という。(p.48)

 ノンモという名称は、シリウス星系から来た水陸両棲体の個々人を指す場合に用いられ、集団としての
それは「世界の監督者、人類の父、魂の守護者、雨の授与者にして水の支配者」と呼ばれた。(p.271)

 火星から飛来した隕石に生命の痕跡が発見されたとの発表にも、作為的なものを感じる。また、最近に
なって、月の裏側に存在する氷のこと、エウロパの氷のこと、また太古の火星で発生したという大洪水な
どのことが急に、クローズアップされるようになった。宇宙に関する情報公開が、あたかも患者の病状に
沿って投薬量を決定するかのように進められているのである。読者が本書を読んでいる頃には、さらに情
報公開が進んでいるに違いない。火星探査船マーズオービターが故障してしまったなどという発表は、私
には言葉通りに信ずることができないのである。探査船が故障したことにして時間を稼ぎ、その間に情報
を徐々に公開するための手段を講じたと考える方が納得がゆく。(p.50)

…『アビス』は言うに及ばず、特命リサーチ20XXでの「エウロパ生命体(97年4月、NASAはエウロパに生
命体が存在する可能性が高いと発表)」は人魚のようでしたね(笑)、最後の会話も秀逸。
97年の傑作TRPG"Blue Planet"もなかなか。また『ネイチャー』がシリウスに関する論文を載せてます。


 アンマによる宇宙の創造と関連して、ドゴン族は宇宙のあらゆる場所に知的生命が存在する可能性を肯
定している。

 星が渦巻く世界には生物が住んでいる。というのは、万物を創造するにあたり、アンマは世界に形と、
動きと、生命を与えたからだ。我々の星以外にも、生物の住む「地球」は存在するのだ。これについて、
ドゴン族は神話的な説明を加えている。すなわち、第四の地球に我々人類が存在し、第三には「角を持つ
人」、第五には「尾を持つ人」第六には「翼を持つ人」が居住しているというのである。他の天体の生物
について認識は不足しているものの、その存在を確信していることは明らかである。(p.82-83)

…ケイシーによるとアトランティスに半獣半人の種族もいたと。西欧ではサタン(蹄あり)の、日本では
鬼のミイラ(大きいのはアレクサンドリア図書館同様焼失)とか出て、科学者が鑑定してます。


ギリシアの歴史学者プルタルコスの『イシスとオシリス』
 「ヘルメスの書」と呼ばれる記録には、聖なる御名に関連して、彼ら(エジプト人)は太陽の回転を導
く力(太陽の軌道)のことをホルスと呼んでいたと記されている。
 しかし、ギリシア人は、その力のことをアポロと呼んだ。(p.110)

 古代エジプトの「ホルスの鷹」のイメージは極めて強烈であったが、ギリシア人にとってホルス自体は
馴染みのない神であったから、男神であるか女神であるかは重要な問題ではなかった。(中略)
 以上の通り、キルケーとホルスのイメージは重なり合っているのだが、抑の起源は古代エジプトにあり
それをギリシアが部分的に未消化のまま受け継いだことがよく分かる。キルケーは「知られざる鳥」を意
味し、キルコスという派生語に従って「鷲鷹の類」を意味するようになるという事実は、そういった文化
継承の過程を如実に示すものであろう。(p.160-161)


 ニュートンは「偉大な研究者達は、金属の変質という秘密(錬金術)の他に幾つかの大きな秘密がある
ことを知っていた。それを口にしないのは理由があってのことだ。ヘルメスの書に記されていることが事
実とすれば、その秘密を口にすると世界は大きな危険に陥るからだ」という文句を遺した。

 人類の文明の起源について、トリスメギストス(ヘルメス)文書に関する古論文「天地の聖母」には、
次のように記されている。

そこでホルスは尋ねた。
「母上、いかにして地球は神の恩恵を受けたのですか」
イシスは答えた。
「その起源について語ることはできません。あなたの係累について語ることは禁じられているからです。
万能のホルスよ。不死なる神々の由来を人類に知られてはなりません。世界を創造し、支配し、監督する
神が、あなたの万能なる父オシリスと全能なる母イシスを遣わし、要するもの全てを与えるまでは。…
 人類に生命を与えたのは、この二神なのです。人類の互いに殺し合う蛮行をやめさせたのは、この二神
なのです。祖神を祀り、聖地を浄めたのは、この二神なのです。人類に法と食物と庇護を与えたのは、こ
の二神なのです…」(p.124)


 ベロッソス(バビロニアの神官)の記述によれば、オアネスは次のような姿をしていたという。
「その動物は全体に魚に似ている。魚の頭の下に、もう一つ人間に似た顔があり、また魚の尾の他に人間
に似た足も持っている。声や言葉も明確で、かつ人間のようでもある。この姿については、今日に至るま
で正確に伝承されている…この動物は太陽が沈むと海に戻り、海底で夜を過ごすのが習慣だった。つまり
水陸両棲だったのである」

 この記述からは必ずしも明かではないが、オアネスは、表皮がヌルヌルし、地面を這いずり回る生物で
あったに違いない。だからこそ、「気味の悪いもの(アンネドトス)」或いは「嫌悪すべきもの(モサロ
ス)」 と呼ばれたのだろう。プルタルコスによれば、大神ゼウスは両足が癒着したまま成長した為、歩く
事ができなかったという。ゼウスも水陸両棲体だったのだろうか。
 それにしても、人間の一般的な嫌悪の対象が、地球文明の恩人であり、また恒星間移動できる程のテク
ノロジーを有しているというのは、実に皮肉な話である。(p.265)

…『幼年期の終り』のオーバーロード達は悪魔の姿でした。クトゥルフ神話なんてのもあります。


13 見よ。私の僕は栄える。
  彼は高められ、上げられ、非常に高くなる。
14 多くの者があなたを見て驚いたように
  −その顔だちは、そこなわれて人のようではなく、
  その姿も人の子らとは違っていた。−
15 そのように、彼は多くの国々を驚かす。
  王達は彼の前で口をつぐむ。
  彼らは、まだ告げられなかった事を見、
  まだ聞いた事もない事を悟るからだ。(イザヤ書52章)

8 プレアデスやオリオン座を造り、
  暗黒を朝に変え、昼を暗い夜にし、
  海の水を呼んで、それを地の表に注ぐ方、その名は主。(アモス書5章)



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