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(回答先: 「反省」と「赦し」そして「処罰」は難問ですね 投稿者 あっしら 日時 2001 年 12 月 12 日 19:42:25)
あっしらさん いつもフォローアップありがとう
あっしらさんの投稿を読んで つくづくアメリカ大本営発表を垂れ流す
今の日本のジャーナリズムに絶望しました
大平洋戦争中の映画界もかなり功罪があるのでしょうが
この時代にこれだけの事を書く伊丹氏はやはりすごいです
その伊丹氏にしてこれですよ
『たとえば、自分の場合を例にとると、私は戦争に関係のある作品を一本も書いていない。けれどもそれは必ずしも私が確固たる反戦の信念をもちつづけたためではなく。たまたま病身のため、そのような題材をつかむ機会に恵まれなかつたり、その他諸種の偶然的なまわり合せの結果にすぎない。
もちろん、私は本質的には熱心なる平和主義者である。しかし、そんなことがいまさら何の弁明になろう。
戦争が始まつてからのちの私は、ただ自国の勝つこと以外は何も望まなかつた。そのためには何事でもしたいと思つた。国が敗れることは同時に自分も自分の家族も死に絶えることだとかたく思いこんでいた。親友たちも、親戚も、隣人も、そして多くの貧しい同胞たちもすべて一緒に死ぬることだと信じていた。このばか正直をわらう人はわらうがいい。』
この時代の映画人も似たようなものだったのでは...
今のようにインターネットがあるわけじゃない
けっこうホントに信じ込んでやっていたか 口に糊するためか 保身のためか それはわかりませんが...
伊丹氏が責められなかったのは 仕方のないことかと思います
それに比べたら 現在の日本のマスコミの功罪ったら!!
恥ずかしくないのだろうか????
『「だまされていた」といつて平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でもすでに別のうそによつてだまされ始めているにちがいないのである。』
う〜ん 鋭いっ!