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(回答先: テレビと旅客機 投稿者 疑惑 日時 2002 年 1 月 25 日 23:10:06)
1 名前: 太郎 投稿日:01/12/17 02:46 ID:/giIwkM0 NEW !!
どう考えても、9月11日の4機の航空機の自爆テロが乗っ取り犯がやったとは考え
られない。自動操縦プログラムが何者かに書き換えられていて、ほぼ同時刻に作動開
始して、それぞれがプログラムされた目標に自動的に突入したと考えれば、下記の疑
問のすべてを矛盾無く説明できる。
1. 4機もの航空機の操縦室をほぼ同時刻に乗っ取り犯が制圧するのは、不可能。
それぞれの航空機で発生する事態が異なるので、操縦室をほぼ同時刻に制圧すること
を前提としたテロ計画を練るはずがない。
2. 米国はいまだに、4機の航空機のボイスレコーダの記録も、フライトレコーダ
の記録も公開していない。ボイスレコーダの記録に、犯人が操縦室にいるような音声
が記録されていないからではないか。それよりも、自動操縦プログラムが作動して、
パイロットの意に反した飛行をしたことによる戸惑いをパイロットが示しているから
ではないのか。
3. 乗っ取られた航空機の乗客が、自分の携帯電話で家族に最期の電話をしたとい
う話や、乗客の一部が乗っ取り犯に立ち向かっていったという話しが流布されている
が、携帯電話の電波は500メートルくらいしか飛ばないはずであるので、おかしい
。携帯電話はセルラーホンとも呼ばれており、500メートル半径のセルと呼ばれる
地域ごとに受信アンテナと通信している。これにより、携帯電話の出力電波の強度を
小さくおさえて、電池の寿命を延ばしている。したがって、数1000メートルの高
度にあった航空機の室内からの携帯電話での通話ができるはずがない。また、携帯電
話の回線をセルから次のセルに切替えるスピードは航空機のスピードで移動する移動
体には対応できない。こう考えると、「乗っ取られた航空機の乗客が、自分の携帯電
話で家族に最期の電話をした」いうのは、犯人がアラブ系であるとのデマを流すため
の作り話であると判断できる。
174 名前: 運転手 投稿日:01/12/17 23:39 ID:jK7FcCbb NEW !!
航空版から来ました。奇しくも、例の767型機の運転手でございます。
残念ながら、「太郎」さんの想像はムチャです。
航法装置の精度ですが、そんな驚愕のピンポイント飛行は出来ません。
着陸時に正確に滑走路に自動で降りれますが、あれは滑走路にもんのすごく高価で大掛かりな電波誘導アンテナがあるからです。
何も無いビルに向かっていくのは不可能です。
767はGPSと操縦装置はリンクされてません。またGPS自体を装備している機体も少数です。
自動操縦のプログラム改竄など論外です。機体のバカデカイ電子装置丸ごとの換装が必要です。
ハイジャックの方がはるかに容易でしょう。
管制には通報しています。が、その直後犯人によって送信は止められましたが、少なくとも管制はハイジャック発生を知っています。
もちろん他の航空機にも通報しています。
私はたまたま発生の時刻、西海岸におり、実際にATC(無線通信)をこの耳で聞いています。
全土に対して、攻撃があったため飛行を停止するという旨です。
機内での対ハイジャック連絡体制については、厳重な守秘義務があるので書きません。
しかし、一般の皆さんが考える以上に対策を取っていましたし、事件以降は凄まじいほどの体制になっています。
そもそもパイロットがハイジャックの発生を知るという事と、コクピットに押し入られる事は、あまり関係がありません。
知ってたところで防ぎようがありません。武装していませんので。
携帯については、良いですか、絶対に模倣しないで下さい。
かなりの高度まで通話可能です。地上での伝播距離と、何も無い空中での伝播ではケタ違いです。
日本の携帯の出力は1W程度でしょうが、アメリカではどうでしょう?もっと強力なのかな?
試そうなんて思わないで下さいよ、絶対に真似しないで下さいね。
今の世の中、大変な事態になりますよ。もしも空港に引き返したりしたら数百万の請求ですからね。
183 名前: 外部誘導で軽量化されたかも 投稿日:01/12/18 00:53 ID:r2MrVphE NEW !!
>>162
そうでしたか・・うろ覚えだったんで、今度激突直後の映像が
流れたら確認しときます。
>>174
空港の誘導電波って空港の大まかな位置を教えるためのもの
じゃなかったでしょうか(自動操縦と連動してるのかなぁ)。?
大半は、まだ機内の計器などにたよる半自律型だと思うけど
良くは知らないので・・。
総換えしなきゃ書き替え不可能って、採算は合わないし他の
路線に転用できないものを企業が採用したとゆうのも
何だか・・・。
会話記録も録音されたものをダビングして欲しいね(誤爆かも)。
186 名前: 運転手 投稿日:01/12/18 01:16 ID:SgJHBFF7 NEW !!
>>183
誘導装置。これは各種あります。
航空路を作る、長距離用(もちろん低精度)HFやVHFの比較的簡素なアンテナや、滑走路の場所と降下角度を教えてくれる、とんでもなく精度の高い着陸誘導装置があります。
この着陸用機器(ILSといいます)は、機体の自動操縦装置でリンクさせて、完全な手放し自動着陸など朝飯前です。
30年以上前から当たり前ですが、空港コストが莫大なので、100%の普及率ではありません。
通常は、もう少し安い機器(精度の低い)で、滑走路の手前2kmくらいまで自動で降りてきて、あとはパイロットがマニュアルで降ろします。
先回りして言っておきますが、WTCビルにILSをテロリストが設置するなら、その金で爆弾を買えば、ナンボましか・・・
通常のデータ書き換えは、整備士によって瞬時に可能です。
これは航空路の経路とか、無線機器の周波数とかのアップデートや追加です。
月イチで、全航空機に対して行います。
言うならば、同じメールソフトで、友達のアドレスを書き換えるようなもんです。
「太郎」さんのおっしゃる自動操縦プログラムなど、OS書き換えどころか、完全なるハードの新規開発ですよ。
そんな凄まじく高度な自動操縦のロジックも機器も、現存しません。ボーイングが作れないものを、テロリストが作れるんでしょうか?
無線会話記録は持っていませんよ。録音してなかったので。当たり前ですが。
ちなみに電波法上、傍受した無線交信の公開には違法性がありますので。
わたしはあの悲劇を、あの日、現地で航空関係者として体験したので、冗談や悪意でこの話題を話されるのは、ちょっと・・・
190 名前: 太郎 投稿日:01/12/18 01:49 ID:+si2/F+R NEW !!
運転手さん:
自動操縦プログラムを書き換えるのに、なんでハードの新規開発が必要なのかがわからない。
195 名前: 運転手 投稿日:01/12/18 02:01 ID:SgJHBFF7 NEW !!
>>190
うわ〜、寝ようと思ったら・・・
現存する「自動操縦」ってのは、「半自動操縦」と思ってください。
パイロットが適宜、「進路を北に」とか、「高度いくらで」と、スイッチとダイアルでコンピューターに指示します。
飛行機は次の指示があるまで、その飛行状態を死守します。
つまり、次の命令が無ければ、命の限り飛んでいきます。
ですので、パイロットは変針点や降下点で、次のスイッチ操作をします。
最新の機体には、ある程度の「指示」を、あらかじめコンピューターにセーブしておき、順次コンピューターがあらかじめセットした地点で指示を出してくれます。
「自動操縦装置の監督役ロボット」がいると思ってください。
767にもこのシステムはありますが、残念ながら太郎さんに主張する飛行を実現する能力は皆無です。
室温自動制御クーラーに、チェスの相手を頼むようなもんです。
またパイロットの自動操縦解除はワンアクションでできます。
しかも複数の種類のスイッチから独立して、別個に操作可能です。
つまり一個が壊れてても、別のスイッチから、即座に操縦を奪い返せます。
この機能すらもキャンセルするというならば、それはまったくの新型機です。
わたしの知っている767ではありません。
201 名前: 運転手 投稿日:01/12/18 02:17 ID:SgJHBFF7 NEW !!
眠い〜。
着陸用ILSは、ただ一直線に滑走路に向かう経路に対してのみ、高精度な電波を発射しています。
非常に狭い角度でかつ、50kmくらいの有効距離しかありません。
他方、航空路用遠距離無線施設は、300kmくらい余裕でとどきます。
が、しかしその精度は桁違いに悪いです。
ビルに誘導するには、ILSをビルに設置する以外にありません。
もしも航空に詳しい方がいらっしゃって、「FMSでL-NAVとV-NAVを組み合わせて、WAYPOINTの初期作成からやれば良いだろう」って言われた時の反論です。
緯度・経度・高度で指定して自在に飛ばすためには、このセットだけでどんだけ時間食うか・・・
それに767のIRSの精度を考えても、自蔵航法でビルに当てる事など、まったく不可能です。
精度の桁が何桁も違います。あまりにも現代の技術では困難な事です。
あらゆる航法システムを用いてもです。
それほど、現代のテクノロジーからは、かけ離れた話です。
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236 名前: 続・運転手 投稿日:01/12/18 19:25 ID:2tJRtWGK NEW !!
さて、操縦技量についてですが、先にお断りします。
やや私の個人的な感覚的な印象も含まれてます。
まず、衝突寸前のバンク(横の傾斜角)が議論されてますね。
結論から言えば、あんなもん、パイロットにとって全くお茶の子です。
見たところ、バンク角40〜45度くらいでしょうか。
通常運航のMAXが25〜30度ですから、一般の人には急旋回かも知れません。
しかしパイロットのごく初期の訓練段階で、あの程度の旋回は簡単な科目として習います。
767の性能で言えば、その気になればほとんど垂直に倒して旋回することだって可能です。
一般の方が抱くイメージよりも、ジェット旅客機というのは、遥かに運動性能が良いものです。
お客さんを乗せているので厳重に抑えた運動で飛行しているのです。
エンジン出力にしても国内線なんて15%引きのパワーしか使いません。
旋回にしても加速にしても、本当の能力を解き放った飛行というのは、一般の方には想像がつかないと思います。
さて、はたしてビルに衝突させるのが「高度な技術」なのか?私はそうは思いませんね。
素人が操縦したなら、そりゃハイレベルです。
しかし犯人は、すでにパイロットになっています。パイロットにとって、あの程度の操縦は初歩の初歩です。
むしろ、あの距離を正確に航法しながら飛んできて、かつ20000FT以上も高度処理を適切にしてる方が、よっぽど高度な技術です。
高度の処理というのは、まさに3次元のナビゲーションでして、これはパイロットの卵であっても簡単ではありません。
ある程度、ジェット機の速度感覚を持っていると考えられますので、ひょっとしたらプロパイロットなのかも知れません。
もしくは、機長を脅してNYに向かわせたか。(こっちの方が自然かな)
ともかく、目視で操縦してビルに当てるのは、パイロットにとっては簡単なことです。
意外でしょうが、これを自動操縦や遠隔ラジコン操縦でやるのは、全く不可能な、ほとんどSFレベルの話になります。
284 名前: sage 投稿日:01/12/20 14:43 ID:mx59PLsk NEW !!
そうそう、運転手さんにリクエストというか教えて欲しい点が…
(1)機内のインターコム、CAの人とかが話すやつから外部(地上)との交信は可能ですか?
(2)乗客や貨物の重さが与える影響 実際飛ばす際、乗せてる乗せてないで
(まその積載重量によって違うんでしょうが)からの場合と甚だしく違うんでしょうか?
(3) シュミレター(もちろん訓練用)で、どの程度の技術を身につけられるんでしょう?
2とも関連して、積載量が違った条件も体験できるのか?
お忙しいと思いますが、よろしくです。
ではおやすみなさい。
285 名前: 出戻り運転手 投稿日:01/12/20 17:26 ID:SDv83BWg NEW !!
あっちはなにやら宗教の話してて良く判らないので帰ってきました。
A1、機内インターホンは無線とはつながってないので、外部との通話は出来ません。
そんなのよりも衛星公衆電話が装備されてるエアラインも多いです。
これなら普通に電話が出来ますが、この4便に装備してたかどうかは知りません。
A2、空荷と満載では上昇性能に非常に効いてきます。加速性能や旋回性能等の水平面での運動性にはさほど影響を与えません。
そんな訳で、通常日本の国内線なんかじゃ、最大出力の15%引き位しかエンジンを使いません。
国際線でフル搭載なんかで最大出力を使い感じです。ですので、重量増減によって出力を変えて対応します。
またエアライン訓練においては、実際の稼動状況を模擬するのが普通なので、わりと重い重量で訓練します。
もちろんシミュレーターにおいては、ボタン一つで重量設定を変更できるので、いろいろな経験が積めます。
一般の方には、ちょっと不思議な事実をひとつ。
「重さ1tのセスナと、400tの747が、同じ150ktで旋回すれば、旋回半径はまったく一緒」
えっ?!って思うでしょ。水平面の運動能力って基本的に重量は無関係という証拠です。
A3、訓練期間次第ですね。ある程度パイロットとして小型機の経験があれば、離着陸なら1週間くらいですかね?
電子機器が複雑なので、航法システムをそれなりに使いこなすには1ヶ月かな?
ジェット機でも、操縦だけならこんなもんじゃないでしょうか。ズブの素人ならもっとかかりますが。
ちなみにエアラインのパイロットの訓練期間は何年にも渡りますが、操縦なんてものは基礎のベースですから。
なにを長年訓練するかっつ〜と、思考とか判断とか、機内&地上を問わず人をどう統率するかとか・・・
そういった能力なんですよね。動かすだけなら、結構簡単に身に付きます。
289 名前: 気になった事 sage 投稿日:01/12/21 02:10 ID:xUgys2+h NEW !!
シミュレターも、あくまで"規定"にそった行動を取って始めて
続行が可能なものとしているはずでしょうから、もし途中で
計算上の機体の耐久性を越えるなどの事が起きれば、即停止
して(?)逆に練習にならないと思いますけど。
それで解るのは数値の上での限界旋回範囲ぐらいだと思います。
シミュしてたにしても当日の旅客人数や積載物の量などは
事前に知れるはずはありませんから、ひどくあいまいなもの
となる様に思えますが。?
シミュするのに関係者の手引きがあれば・・とゆうのも思い
付きましたが、逆にそこまで機械には設定されてはいな
い(教習の趣旨から外れる様な事だし)んじゃないかと思うので。
290 名前: 夜遊び帰り運転手 投稿日:01/12/21 03:04 ID:yS1UR6JY NEW !!
>>289
まず、シミュレーターの再現範囲ですが、お客0〜300人、燃料ほとんど0〜16万ポンドまで自在の設定が可能です。
そして、大陸横断便ですので比較的燃料搭載量が多く、乗客数の変動による重量への相対的影響は少ないです。
日本の路線で3万ポンドくらいの燃料搭載ですから、大陸横断ならざっと10万くらいですかね?
(この辺、距離とか飛行時間とかのデータ持ってらっしゃる方、ご提供下さい。)
そして、これに比較して、乗客100人の重さは、1.5万ポンドです。
まあ犯人も下調べはするでしょうから、ロードファクター(搭乗率)季節&曜日変動を多少は推測できるでしょう。
つまり、重さなんざ簡単に類推できる上、過去ながながと書きましたが、上昇以外の運動性能には、それほど重量と言うのは影響しません。
次にシミュレーターの機体運動の再現ですが、現在の技術では、恐るべき精度で再現可能です。
シミュレーターによっては、90度以上のバンク(傾斜)を取ると、多分、tanを計算に使っているのか、発散してフリーズします。
しかし、これを補正して背面飛行も再現するシミュレーターもあります(全然珍しくない)
そもそも、背面なんてのは、不意の乱気流からの姿勢リカバーの緊急操作の訓練用です。
犯人は767で空中戦をしたかった訳でもなく、またエマージェンシー訓練を真面目に習得しようとは思わないのでは?
さて、ビルに激突した時の機体の運動ですが、画像を見る限り、パイロットとしても朝飯前、機体の性能からすれば屁のカッパってなレベルです。
767のメーカー保証は2.5Gまでの運動です。これを旋回のバンクに換算すると、実に70度近くも倒すことになります。
これは一般の人にとっては、まさに垂直旋回しているとしか思えないでしょう。
保証値を超えても、安全率を持って設計してるので、実際にはこんなもんじゃ、機体は破壊されません。
パイロットは767の実機(SIM含む)訓練では、バンク50度までですが、急旋回の練習なぞ、ほんとうに初期の慣熟段階でしかやりません。
そして、旅客機のパイロットはそれ以前の訓練カリキュラムでは、普通小型機でバンク60度(2G旋回)や、短時間ですがアクロバットもします。
これは垂直らせん錐揉み降下とか、宙返り、背面飛行の訓練です。(ものすごいGですよ。)
つまり、機械の性能上、まったくもって限界の飛行などとは言えず、また訓練を受けたパイロットであれば、別段難しい操縦ではありません。
こんなところで良いでしょうか。
292 名前: 暇人運転手 投稿日:01/12/21 06:06 ID:JyN6DmvT NEW !!
時間があるので、あっちのスレでも問題になってた、犯人の技量について。
じっくりと書いてきたように、自動操縦やラジコンでのビル突入は不可能であると結論します。
つまり、間違い無く、搭乗していたパイロット(催眠術にかけられたエアラインパイロットなのか、もしくはハイジャッカーなのかは知らぬ)が、その操縦によってビルに突入させたと言えます。
そして、その突入時の操縦は、パイロットならば、そう難しいものでは無い。あの40〜45度くらいのバンクも、単純な飛行コースの修正操作だと考える。
例え、小型免許しかないパイロットでも、ある程度のSIMの訓練で、すぐに基本操縦技術は体得する。
これは、エアラインの乗員養成カリキュラムにおいて、小型訓練機から来た訓練生に数回のSIMで離着陸はもちろん基礎的な操縦を仕込む事より証明可能。
まったくSIMを経験もない小型機パイロットだったとして、初回の操縦(この場合犯行時)で、ぎこちないながらも操縦は出来たかも知れないと、個人的に考える。
なぜなら、そんなにベラボウに操縦が難しい飛行機をエアラインは導入しない。
767の操縦間隔とは、たとえ素人であっても人間の感覚にそれほどかけ離れたものではない。
293 名前: 暇人運転手 投稿日:01/12/21 06:07 ID:JyN6DmvT NEW !!
次に、あっちのスレであがっていた疑問を紹介
「JAL機長は素人には出来ないとコメントし、ANA機長は素人レベルとコメントしたぞ。どっちじゃゴルァ」
これに関する、僕の意見は、この両者の機長のコメント、どっちも正解だと思います。
なぜなら、犯人が、正規パイロットレベルでは無いが、少なくとも飛行機を操縦した事も無い素人でも無いからです。
素人から見れば、操縦したのですから、「凄い技術」、パイロットレベルからは、基礎的な操縦なので、「たいしたこと無い」です。
つまり、両機長、視点が違ったんですよ。
マスコミの報道って、こういうの適当だからね、前後の文脈とか。
オンエアされる、コメンテーターのたった一言だけで大騒ぎしてはダメです。
294 名前: シミュで sage 投稿日:01/12/21 06:11 ID:l3Dxh2cL NEW !!
都市部にどれだけ近接する事ができるのかは・・・普通
やらないですよね。?
これは犯人の意図する所なので何とも言えないんですが、
遠くから視認していた(としておきます)なら事前に修正して
おけば、より確実だと思うんですが。?
ここからは外出・・
後続のものはどれも自機からみて目標物が左側にズレていたの
ですが、事前に得た(数分前の物で信頼性薄)西から(?)の風の
対策としての修正動作が、実際にはそれほど影響を受けずに
結果、自信からズレる事となってしまった・・両方に当てはめ
られるけど、終始手動だったなら事前修正した方がリスク(?)が
少なくてすむのに・・と話を飛躍させてすみません。
295 名前: 暇人運転手 投稿日:01/12/21 06:23 ID:JyN6DmvT NEW !!
そんで、僕が突入操縦より、もっと驚いている長距離ナビゲーションについて
これは難しい技量です。以下、何パターンか、その飛行を可能にする操縦をあげます。
1、正規パイロットを脅してNYに誘導させ、目視距離で操縦を奪う。
あの天候なら100km以遠でNY視認、30kmまで近づけば、確実にWTCを発見出来るだろう。
非常にシンプルであり、犯人は自動操縦や長距離航法の技能を必要としない。
NYの空港に向かえとでも脅迫すれば、パイロットは従ったであろう。
2、目視飛行により犯人がNYまで操縦。
利点としては、自動操縦システムに頼らない為、767固有の電子システムを習得する必要が無い。
つまり、普遍的な操縦技法で良いが、速度&高度の処理はジェット機の場合、セスナとは桁違いの難しさがある。
とんでもない操縦技量、もしくは大型機の経験がないと不可能。プロパイロットであっても非常に困難。
地点目標を確実に把握して、現在地そして針路を割り出さねばならない。猛烈な土地勘が必要。
僕がいきなり日本のどこかの上空から目視のみで、東京まで行けと言われたら・・・
まず現在位置と方位を、海岸線(半島や湾)を頭の中の日本地図と比較、大都市が見付かればそれを類推。
次は、高度があり、空気が澄んでいれば、相当遠くからでも見える富士山に向かって飛ぶかな?
296 名前: 暇人運転手 投稿日:01/12/21 06:33 ID:JyN6DmvT NEW !!
3、犯人が自動操縦を駆使してNYに接近。
極めて高いレベルの電子システムや航法の理解と、767固有のシステムの操作の習熟が必要。
つまり767の操作訓練(SIMでも実機でも)を、相当量こなさなければならない。
3のA
ナビゲーションを外部の無線灯台を利用しながらの、計器航法は普遍的な操縦であり、かならずしも767の電子システムの完全理解を要しない。
ただし、この航法は3次元飛行、無線灯台のチューニング、すべてをマニュアルで行う飛行であり、極めてハイレベルな飛行方法。
通常イチから始めてこのレベルになるのに、毎日訓練機に乗って1〜1.5年かかる。
アマチュアセスナ免許で出来るような飛行では無い。
3のB
FMS(完全自動操縦)を駆使した飛行。これは緯度・経度をコンピューターに入力すれば良い。
降下の高度処理や速度調整も自動な為、この767固有のコンピューター操作方法のみを習熟すれば可能。
SIMもしくは、この搭載コンピューターのみを取り出した簡易型操作トレーナーで訓練可能。
たとえセスナパイロットであっても、十分な訓練と勉強を積めば良い。
つまり、データ入力さえ出来れば、あとは飛行機が完全に自動で降下しながらNYに連れて行ってくれる。
3のAなら、プロパイロットですな。3のBなら、報道に近いかと・・・
297 名前: それは・・(自身だった・・ sage 投稿日:01/12/21 06:37 ID:l3Dxh2cL NEW !!
基礎技術の部類に置いてあるからといっても、習得期間に
個人差が無いとは言い切れないし、確実に習得可能とも言
い切れないと思いますけども・・。?
向こうの教官(?)のコメントで、見込みが無い(犯人)・・とか
言っていた様に思います。
298 名前: 出社運転手 投稿日:01/12/21 06:45 ID:JyN6DmvT NEW !!
>>294
おそらく風に流された際の修正のことを質問されてると思います。
当日の気象状況データをお持ちの方、ご提供下さい、精密に推論できます。
TVの感じでは煙がたなびいていましたんで、パイロットの目安としては15KT(ノット)程度の風速でしょうか。
さて、飛行機が横風に流された場合、それを目視で知る方法は、地面の流れ方と、飛行目標への接近の具合を目で判断するしかありません。
もっとも計器には飛行機が感知した風を表示しますが、まあ参考程度です。
300ktで飛行している飛行機に真横から15ktの風があれば、約3度の偏流角となります。
この程度では真下の地面の流れ方では、(少なくとも僕は)判断は難しいです。
そしてビルに近づいた際に、正面に見えているビルが徐々に横にズレたとします。
これを修正する為に風上にわずかに旋回しますが、早い段階で察知出来なければそれだけ大きな修正となります。
「遠距離&わずかなズレ」の察知というのは、まさにパイロットの技量の真骨頂でして、これこそが犯人の技量を物語っていませんか?
犯人は、僕が思うに、ビルに相当近づいた段階で、風によるズレに気付き、あわてて修正したんではないかと。
これは、あの大きなバンクの理由だと思います。あわてたために過修正気味になり、無用に大きなバンクまで入れてしまったんですよ。
767は、あの高速域では極めて舵の効きが良いですからね、犯人は給ハンドルしてしまったんだと思いますよ。
299 名前: ラスト運転手 投稿日:01/12/21 06:52 ID:JyN6DmvT NEW !!
>>297
犯人の示した操縦および、その成果が犯人の犯行時の技量です。
それ以下では達成しえなかったからです。
TVのコメントの危険性は、>>293で示しました。
確実な情報を得るには、あなたが自身でアメリカのフライトスクールに行き、当該教官にじっくりと詳細にインタビューしなければなりません。
わたしは、この事件に腹の底から怒りを覚えています。
飛行機を使って、よくもあんな大量虐殺を・・・
時代背景やなんや、わたしには興味がありません。
言うまでも無く、陰謀論もです。
2chには、多いですがデタラメを吹聴してあの事件を面白おかしく書いてあるのを見るとショックを受けます。
他人事の事件では無いんで。
自動操縦プログラムによる航空機テロ説
http://news.2ch.net/test/read.cgi/news5/1008524812/