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(回答先: Re: TV特集番組では明示されていました 投稿者 あっしら 日時 2002 年 1 月 24 日 23:39:12)
先に書きましたが、旅客機における自動操縦も含めたコンピューター支援システムは、パイロットでさえその中身がわからない「ブラックボックス」だと言われています。
それにしても、パイロット経験者も含めた「専門家」による「自動操縦」考察がこれほど少ないのは、B767などのその特質(自動操縦航行が大得意)を考えれば「異常」と言ってよいと思えます。
繰り返しになりますが、「遠隔操作」などもB767及びB757に「自動操縦システム」が搭載されている以上、技術的にも、また、様々なテストや緊急時の予備回路として既に搭載されているという可能性という面からも、現実的なものだと言わざるをえないと思えるときもあります。
これは、丁度家庭のテレビを考えてみるとわかりやすいと思います。今ではテレビの操作は、ほとんど赤外線リモコンによる操作で行われていると思いますが、テレビ本体にある操作系をそういう「遠隔操作」で代える回路など、チープな数百円のワンチップMPU一つで充分なのです。
また、PHSを、業者が自動販売機の管理用の遠隔データ通信装置として自動販売機内部に組み込んで活用しているような例は一度はどこかで聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
「遠隔」というと、何か途方のなく大きくて複雑なシステムが必要のように思う人もいるかと思いますが、テレビならテレビ本体、自動販売機ならその本体が既に在れば、テレビのリモコンでも実感していただけるように、きわめて安直なものです。
無論公然と旅客機に使用しようとすれば、セキュリティの問題が絡み、難易度の高いものになりますが、現時点では少なくとも「存在するものとして認知されていない」のであれば、極端な話、携帯電話をインターフェースとするそれも「可能」なはずなほど、容易な技術と言えます。
(具体的には、機上の自動操縦システムに、コクピットで端末から入力する「通過するべき位置情報」などを、丁度テレビのリモコンを使うように、無線通信装置で入力するだけの話です。無論、コクピットで、その入力と実行が、キャンセルできない機能をあらかじめ備えさせておくことが必要ですが)