★阿修羅♪ Ψ空耳の丘Ψ16 ★阿修羅♪ |
(回答先: 2001年9月11日に「航空機自爆テロ」はなかった! 投稿者 あっしら 日時 2002 年 1 月 23 日 20:36:04)
「疑惑」さんを煩わしてばかりでは申し訳ないので、関連情報を探していたら、エアドゥの現役B767パイロットである前田氏が、自動操縦装置と9・11空爆テロの手口(操縦面ですが)を解説している文章が見つかりました。
タイトルもずばり「Boeing767の操縦とハイジャックテロ」というものです。
[掲載サイトURL]
http://www.remus.dti.ne.jp/~wings/maedahijack.html
一部を抜粋しますが、正確を期す方や興味がある方は全文を是非ともご参照ください。
自動操縦装置を中心に詳細な説明が実地的立場で行われているので、たんなる航空機好きの人にもけっこう面白いと思います。
墜落したとされるUA93便のことも書かれており、そこでは8:01AMにニューアーク空港を離陸したとなっています。前田氏は墜落説に疑念をもっているようです。
(UA93便の離陸時刻は「朝日新聞」が報道した時刻と同じです。私はTV番組と9:30AMにクリーブランド付近でハイジャック(方向転換した)されたという情報を基に8:44AMか8:42AMを離陸時刻と見ています)
-------------------------------------------------------------------------------------
「B767とB757ではシステム的には98%までが同じモノを使用しているといわれ、大きく違いのあるところは胴体の太さぐらいで、パイロットの操作は全く同じで、操縦免許(FAA=連邦航空局)も同一である」
※ ペンタゴンに激突したAA77便とペンシルバニアで墜落したUA93便はともにB757です。
[下記二つは「疑惑」さんに質問した部分]
-------------------------------------------------------------------------------------
「もちろん、任意の地点の除外や追加もでき、ある地点の通過速度や高度も変更することもできる。 エンジン出力も自由なものを選択可能である。 巡航高度35000Ftを高度選択窓にダイヤルを回し、[35000]と表示させる。 (この高度になると、自動的に水平飛行となる)」
「地上で入力されたコースを飛行する場合、全てがFMC任せで問題ないが、目的地の変更や飛行コースの変更をするには、FMCで変更する。 FMCは再計算で最適高度、速度や降下開始点をHSIに表示し、そのデータで飛んでくれる」
-------------------------------------------------------------------------------------
「想像であるが、今回のハイジャック&自爆テロ事件の犯人達の操縦技術には、事前にかなりの訓練が行われていたと思われる。 この本文を読んだ読者の方も、なまじな操縦技術(小型機の操縦資格)でB767を飛ばすことが難しい事を認識したはずである。 それは、ハイジャックが行われた際それぞれ、かなりの高空にあったと思われ、飛行機の全システムは自動操縦で西海岸へ向かっていたからである」
「(2機目は衝突直前に手動操縦で飛行コースを修正した感が見られる)」
「2番機も同様にA点をWTC南側8km程に作り、W点(WTCビル)も同様に作る。 最終の飛行コース(A〜W間)で、WTCのわずか右側に行きそうになったので、APを外し手動で左バンクして衝突した。 (離陸後1時間7分後に衝突)」
※ 2機目というのはWTCサウスタワーに大きく機体を左に傾けて激突したUA175便です。
「ハイジャック犯達は、B767のシミュレーター訓練を充分に行ってきた。 この訓練の中でFMC操作とビジュアル装置を使い、手動でビルに衝突する訓練を繰り返していた」