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世界唯一の公的断食療法施設

投稿者 あしゅら 日時 2002 年 1 月 20 日 01:04:05:

(回答先: 小食生菜食療法 投稿者 あしゅら 日時 2002 年 1 月 20 日 00:57:53)

世界唯一の公的断食療法施設

笹田信五さん〈兵庫県五色県民健康村健康道場長、医学博士〉
http://www.health-net.co.jp/meii/sasada.html

ファースティング(断食)と丹田呼吸法で現代をしなやかに生きよう

健康道場の十六日のファースティングで 肥満、高血圧、糖尿病などがドラマティッ
クに改善世界で唯一の、公的ファースティング(絶食療法)専門施設が、淡路島の五
色県民健康村健康道場です。ファースティングの実際、「生かされてる医学」とは。
道場長の笹田先生にうかがいました。

慎重な医学的管理のもとに

――この健康道場でどのようにファースティング(絶食療法)が行なわれているので
すか。

笹田 標準コースは十六日間です。最初の一日は検査日で、その翌日から七日間のフ
ァースティングに入り、それが終ると八日間の復食期で、合計十六日間となります。
最初の検査ではファースティングをしてはならない病気や状態がないかを慎重に診察
します。

――どんな病気はだめですか。笹田 高血圧や糖尿病で心臓や腎臓に障害の生じてい
る方は治療の対象で、ファースティングはできません。そのほか膠原病などの難病、
精神病、急性の炎症、発熱のある方もできません。ファースティングを難病治療と誤
解しておられる方が時におられますが、それは間違いでファースティングは健康であ
る間に、健康医学として行うものです。年齢は中学の高学年から六十歳までです。初
日の検査をパスしますと、ファースティング期間中は朝・昼・晩三回の特製ジュース
(一杯百キロカロリー)と二千t以下の水だけになります。この一週間が終って復食
期間に入ると六百キロカロリーの三分がゆから五分がゆ、さらに全がゆとなって最後
は千三百キロカロリーの常食になります。この全期間を通じて、毎日の診察と、一日
数回の自覚症状、身体状態のチェックなど慎重な医学的管理が行なわれます。

――もっと短期では無理ですか。

笹田 十一日間(ファースティング五日間)の短期コース、七日間(ファーステイン
グ三日間)の入門コース、さらに二十日間(ファースティング十日間)の長期コース
もあります。いずれのコースも禁酒、禁煙です。ここでは九〇%以上の方がそれほど
苦痛なく禁酒、禁煙を実行されています。

―― 一日にジュース一杯だけというとかなり飢餓感があるのではないかと想像しま
すが……。

笹田 ファースティングに参加された方の感覚では、空腹感を非常に感じた、かなり
感じたという人は全体の二一%で、他の人はほとんど感じないようです。人間の体は
飽食には適応能力がないのですが飢餓には非常に強い適応力を持っています。

体重七〇s程度の人であれば、一日消費カロリーを三千キロカロリーとして糖質で半
日分、タンパク質で十二日分、脂肪では六十八日分ものエネルギーの蓄えを持ってい
ます。肥満の人はさらに多くの蓄えを持っています。ファースティングに入りますと
最初は半日分しか蓄えのない糖質が使われますのでこの時に少し低血糖発作のような
ものが現れますが、その時期を過ぎるとエネルギー源として一部はタンパク質、大部
分は脂肪が使われますので空腹感はほとんどなく、身体の代謝が安定する三日目ぐら
いからは爽快感が訪れます。

――ファースティングの効果はどのようなものですか。

笹田 すばらしいの一語につきます。人間が持つ強力な生命とあふれる充実感に感心
させられます。二人の例を紹介しましょう。

Aさんは五十四歳、会社役員、身長一六六p、体重七七・五s、かなりの肥満でお酒
飲みの指標であるγ−GTPが異常な高さで、総コレステロール、中性脂肪が高く、
悪玉コレステロールの運び屋ベータリポタンパクも高い値です。

さらに糖尿病、高血圧で、このまま十年も行けば肝硬変か心筋梗塞で確実に命を落と
されます。ところが十六日間の標準コースを終った時点では体重は七十二sになり、
総コレステロールをはじめすべて正常化、γ−GTPは正常値にはもう少しかかると
いう数値までドラマチックに変化しました。

Bさんは五十歳の主婦、身長一六〇p、体重七〇・三sかなりの肥満で、中程度の糖
尿病、最高血圧一六二でしたが、十六日間の標準コースで、体重は六六sに、血糖は
正常に、最高血圧も一三二になりました。お二人とも精神状態も非常に爽やかになら
れました。健康道場でファースティングをされたすべての方が、このようなドラマテ
ィックな身体面、精神面の顕著な効果をあげられます。

――絶食をすると体が衰弱して元気がなくなると想像したりするのですが……。

笹田 ファースティングをしますと人間の体は蓄えられた糖分、タンパク質、脂肪を
分解してエネルギーに変えて生きていかねばなりません。そのためには自律神経系、
内分泌ホルモン系が極めて強力に活動しなくてはなりません。そこで、最強のレベル
で体の活性化が行なわれます。一方ファースティングの初期には頭の中は食べ物のこ
とでいっぱいになります。エネルギーは足りていて空腹感はないはずなのですが、頭
の中は会社のこと、家族のこと、過去のこと、自分のことすら忘れて食べもののこと
ばかり考えています。無にはならなくても無に近くなります。そのうちハッと気づく
と食べもののことすら忘れて、うきうきとした爽やかな自由を感じているのです。

精神、心と、生命維持システムは密接に関連

笹田 健康道場のファースティングでは参加者のすべてが身体も精神も全く変った自
分となって帰られます。しかし問題はこれからなのです。

――といいますと……。

笹田 健康道場でのファースティングを通じて、少食、禁煙、減酒が肥満、成人病を
未然に防ぎ爽やかな精神状態を保つことを身をもって感じられたにもかかわらず、現
実の社会に戻られるとすぐ食べすぎ、飲みすぎ、吸いすぎの生活を復活されて、ファー
スティングをしなかった時の状態に戻られます。リゾート地であればそれでいいかも
知れません。しかし健康道場ではそれだけでは不十分です。ファースティングで取り
戻した身体と精神の健康を、参加者が日常生活に戻ってからも自ら維持強化すること
ができるようにしなければならないのです。そうしてこそはじめてこの健康道場の時
間と空間が日常生活につながるのです。この健康道場がオープンして以来、その方法
を確立するために調査、研究、実行をつづけてようやくそれを確立することができま
した。

人間の身体はおよそ七十五兆個もの細胞から成り立ちそれを機能させるためにいろい
ろなシステムが働いていますが、その中でも特に重要なものは血圧、心臓、体温、呼
吸、胃腸系をコントロールしている「自律神経系」、微量で大きな働きをする各種ホ
ルモンを分泌している「内分泌ホルモン系」、人体に入ってきた異物と戦い、最近の
研究ではガンを防ぐ大きな役割を持っているのではないかといわれる「免疫系」――
この三つが特に重要です。この三つの生命維持システムの上に本能が乗り、さらにそ
の上に精神や心が乗っています。しかも生命維持システムと精神や心は完全に一体と
なって動き、一方が良くなると、もう一方も良くなり、一方が悪くなるともう一方も
悪くなるというように密接に関連しています。これを「心身相関」と呼び、この「心
身相関」がうまく行っておれば身心共に健康で爽やかな生活を送ることができるので
す。ところが現代社会は強いストレスが生命維持システムの自律神経系、内分泌ホル
モン系、免疫系を毎日毎日痛めつけています。会社や家庭の人間関係、満員電車、車
のラッシュ……。生命維持システムは毎日爆弾を落とされているようなものです。こ
のストレスを解消するために人間は満腹まで食べ、我を忘れるほどに飲み、いつのま
にか一日に二十本、三十本とタバコを吸ってしまいます。ストレスは、ストレスその
ものが生命維持システムに深刻な悪影響を与えるだけでなく、さらにそれを解消しよ
うとする過食、過飲、過煙などで間接的に健康を崩壊させ、病気やさまざまな症状を
引き起こすのです。健康道場でそれほど苦痛なく断食、禁煙、禁酒ができるのに日常
生活に帰るとそれができないのは、日常生活では凄まじいストレスがあるために食べ、
飲み、吸うことでストレスをまぎらす以外にないからなのです。ストレスを正しく扱
う方法なしに、「食べ過ぎるな」「飲みすぎるな」「吸い過ぎるな」といっても全く
無意味なのです。そこで健康道場十三年の経験の中で誰もが日常生活の中でストレス
を克服し、身心ともに充実した生活を送ることのできる方法を確立しました。これを
『生かされている医学』と私は名付けています。

ミニファースティングと丹田呼吸を生活の中に

笹田 「生かされている医学」は次の三点セットです。

@ミニ・ファースティング 毎週一回、一〜二食のファースティングA丹田呼吸法 
二十四時間丹田人間B生かされている医学事実の発見

「ミニファースティング」は一食の時は牛乳一本、水は七百t程度、二食の時は牛乳
二本、水千tを摂って下さい。体力のない人は果物や豆腐を追加し、薬を飲んでいる
人や高齢の人はおかゆを摂っても結構です。毎週欠かさず実行して下さい。少し空腹
になる状態を自覚して、それが大切なことだ、人間の原点なのだと感じることが大切
なのです。

「丹田呼吸法」は、ほとんどが人間の意志でコントロールできない生命維持システム
(自律神経系、内分泌ホルモン系、免疫系)の中で唯一、人間の意志でコントロール
できる「呼吸」をコントロールすることによって自律神経系を通じて心身相関を高め
ようとする方法です。少しコツが必要ですが練習してみて下さい。まず「いち、にい、
さん」を十回集中してできるようになって下さい。身体が少し暖かくなってくれば効
いている証拠です。徐々に朝から晩まで常に丹田呼吸を行って、二十四時間丹田人間」
になる気持が大切です。肩がこった時、頭が重い時、胃の調子が悪い時、便秘の時、
禁煙したい時、不眠の時、また高血圧のコントロール、心筋梗塞の予防に非常に効果
があります。電車に座っている時、人と話している時など、どんな時、どんなところ
でもできます。

最後に「生かされている医学的事実の発見」です。心臓は一日に十万回動いています。
しかも状況に応じて刻々と速さが変っています。自分でコントロールしているのでは
ありません。呼吸は一日に二万回ほどしています。ある程度は自分でコントロールで
きますが夜中はコントロールできません。胃、腸、肝臓、腎臓、筋肉、頭の細胞…身
体のすべてが自然にコントロールされています。身体だけではありません。生命に必
要な太陽、空気、水などは全て与えられています。それが本当にわかればその中で生
きている自分はダイヤモンドであると感じるのではありませんか。

人間は生きているのでなくて「生かされている」のです。最近、「突然死」と「過労
死」という言葉がよく聞かれますが、人間は「突然死」タイプと「過労死」タイプに
わけられるようです。「突然死」を招く性格の人は「前進拡大が生きがい」で、それ
が不可能になった時でも無理をして拡大しようとします。ところが身体はこれまでの
暴飲暴食でボロボロです。思い切りアクセルを踏み込んだ時に突然死が起ります。一
方「過労死」を招く人の性格は、「人からよい評価をもらちことが生きがい」です。
仕事量がふえても断れば評価が下るのでいくらでも仕事を引き受けて過労死に至るま
で自分を止めることができません。この二つのタイプは対照的なタイプで多くの人が
この二つのどちらかに分類できるのですが、どちらも物や数字や他人を生きがいにし
て本当の自分を生きていないのです。自分の性格や生き方を知り、常に「生かされて
いる自分」を自覚しつづけることが「医学」には必要なのです。

――薬や注射に頼るのではなく、自分で考え、鍛えるのが「生かされている医学」な
のですね。

笹日 ミニファースティングや丹田呼吸法は簡単にできます。ぜひやってみて下さい。
いずれも東洋思想を基にしたすばらしい健康医学です。そしてもし時間があれば健康
道場へぜひお越し下さい。本格的なファースティングとともに「生かされている医学」
をさらに深め、練習するお手伝いをさせていただきます。

――ありがとうございました。


http://www.health-net.co.jp/meii/sasada.html





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