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月面観光はいかが!? 片道2日、「ホテル」に3泊

投稿者 asahi 日時 2002 年 1 月 10 日 15:52:11:

(回答先: 国産の宇宙船で有人飛行めざす 文科省が研究開始へ 投稿者 asahi 日時 2002 年 1 月 10 日 10:50:01)

月面観光はいかが!? 片道2日、「ホテル」に3泊

 2015年に月へ観光に出かけよう。こんな壮大な宇宙旅
行の実現を目指す「ルナクルーズプロジェクト」が発足し
た。宇宙開発エンジニアとロボットデザイナーらが参加し、
事業規模や採算性の検討を続ける。

 インターネット総合研究所の藤原洋所長が実行委員会の委
員長に就き、インターネット企業を成功させた手腕で組織全
体を引っ張る。宇宙工学の久保田弘敏・東京大学大学院教授
や、宇宙観光の経済性を専門にするパトリック・コリンズ麻
布大教授が参加している。

 合言葉は、「宇宙飛行士だけでなく、民間人にも宇宙旅行
を」。

 このため、さまざまな機材の研究開発が必要になる。一般
人向けの宇宙食や運航機材について、プロジェクトに賛同す
る企業や研究者を集め、実現に向けた活動を進める予定だ。

 すでにプロジェクトを支援するチームもできている。機材
などを研究してきた日本航空協会航空宇宙輸送研究会の宇宙工学の専門家によるエンジニアチームに加えて、
人型ロボット「ピノ」をデザインした松井龍哉氏のグループがデザインチームをつくっている。

 松井さんらは旅行者が快適に宇宙で過ごすための生活空間や食事などの具体的なイメージを提供する考え。
5月にはイラストを中心とした展示会を東京で開く。

 構想では、ロケットの打ち上げから帰還まで1週間。片道2日かけて月に行き、「月ホテル」に3日間滞在
する。

 大気のない宇宙では放射線を直接浴びるおそれがあるため、ホテルは地下に建設する。天井には放射線防護
用に大型の水槽を設ける。この水槽越しに地球や宇宙の眺めを満喫できるようにする。さらに、地球の6分の
1しかない重力対策として寝返りしても体が飛び出さないベッドも開発することになる。

 詳細はホームページで。http://www.lunarcruise.org/

http://www.asahi.com/travel/news/index.html




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