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(回答先: キレる原因諸説(生物学的精神医学) アメリカはキレてる 投稿者 MASA 日時 2001 年 12 月 19 日 18:26:43)
医学は、工学的な、プラグマチックな知識の体系ですからね。
病気と健康とを区別する価値観を大前提にしたうえで、
その目的論に基づいて機能や因果の法則を組み立て説明する。
ところが自然界を大きな視座からみてみるのならば、
病理と生理との区別自体からして実はあやしい面がある。
しかし病気と健康との価値区分によらず生命現象を判断すると、
ヒューマニズム的倫理を背負った医学の根本原理に反する。
「そこに病気があるから治すのではなく、
治したいからそこに病気があるのです。」
病気の原因とは実は結果なのですね。
医学や病理学もまた一つのイデオロギーということですね。
「そこに犯罪があるから取り締まるのではなく、
取り締まりたいからそこに犯罪があるのです。」