投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 01 日 21:06:48:
回答先: 高速増殖実験炉「常陽」の敷地内で火災〔朝日新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 10 月 31 日 22:29:08:
茨城県大洗町成田町の核燃料サイクル開発機構(核燃機構)大洗工学センターの高速実験炉「常陽」のメンテナンス建屋で三十一日夜発生した火事で、同県警と同町消防本部は一日午前十時すぎ、現場検証を開始。すすよけの防じんマスクとヘルメット姿の捜査員ら十数人が建屋に入った。
これまでの調べなどによると、同建屋内では三十一日午後三時ごろまで、実験炉の冷却用ナトリウムを採取するパイプを解体して洗浄槽に投入する作業などをしていたが、午後六時半すぎにすべての作業を終え、出火当時は無人だった。
火は解体現場から数メートル離れた洗浄槽の上部にあるビニールシートで覆われた小屋から出て、中にあった紙製の作業服や木材、パイプに付着したナトリウムをふき取る紙タオルなどを焼いたほか、ビニールシートを溶かした。核燃機構によると小屋の中に火の気はなかったという。
同センターの柳沢務所長は「今回の火災は痛恨の極みだ。ナトリウムが発火した可能性も否定できない」と話した。