投稿者 あっしら 日時 2001 年 12 月 06 日 20:08:08:
(回答先: 米の外交暗号電文を日本は開戦前に解読? 投稿者 yomiuri 日時 2001 年 12 月 06 日 18:14:43)
>11月27日の電文は、米側が戦争回避
>のため、対日石油禁輸の一時解除など
>を認める「暫定協定案」を検討したが、
>この事実を「日本側に通告しない」な
>どとした内容。外務省の文書は、この米
>側電文が解読され、旧日本陸軍高官が
>12月1日に回覧していた。
当時のルーズベルト政権内でも「日米開戦」をめぐって様々な動きがあったことを示唆している。
そして、日本の東条政権はそういった動きの一端を知っていたことになる。
>簑原助教授らは、日本側は協定案の存
>在を知っていたが、裏腹な内容のハル・
>ノートが出たため、米国に不信感を募ら
>せ、開戦に至ったのではないかとしてい
>る。
違うでしょう。
日米開戦を避けようとする勢力が少数派であっても、それを一縷の望みとして対米開戦を絶対に避けるという決意で外交交渉に注力するということをしなかったために、200万人以上が死んだうえに敗戦したんです。対外権益をどんなに削ってでも、対米戦争をやってはいけなかったんです。
「米国に不信感を募らせ、開戦に至った」というレベルじゃ、戦時中に生きた日本国民はもちろん、当時の統治者だって浮かばれないでしょう。