投稿者 論者 日時 2001 年 11 月 25 日 02:20:44:
(回答先: 夫婦別姓法案をごり押しするフェミニストの汚いやり方 投稿者 スタバ 日時 2001 年 11 月 24 日 12:21:01)
> 私が離婚は望ましくないと言っているのは、個人的な問題として言っているのではない。つまり離婚した人がみな悪い人だとか、子供がみな
>おかしくなると言っているのではない。社会的統計的に見て、望ましくない結果が出ていると言っているのである。
> 片親の子供の犯罪率が高いとか、別姓が離婚を増やすという問題は、統計的な事実として言っているのであり、個人的なレベルで離婚者の
>子供に問題があるとかないとかいう話ではない。社会的・統計的な事実について言っていることに対して、個人的体験や感情的レベルの話を
>して反論した気になっている人がいるが、的はずれもはなはだしい。
重大な疑問がある。「別姓が離婚を増やす」という統計資料はどこのものだ?
1.日本で、事実婚をしている場合。
2.日本で、戸籍上は同一性にしながら、片方が以前の姓を通称としている場合。
3.日本の例ではなく、夫婦別姓が普通(あるいは原則)の中国・台湾・韓国・北朝鮮あるいは「スウェーデン」の場合。
1だとしたら、「事実婚」なのだから法律上の婚姻も離婚もなあり得ない。
2だとしたら、そうした例をどの程度の母数のサンプリングをしたかが明確でないと無意味(可能な限り多い方がいいのは当然だが)。
3だとしたら、それぞれの国情をどこまで詳細に調べたかが問題になる。それこそ自分でも行っているように「外国の例」を自分の都合への適合不適合を問わずおおなわなければ無意味。
とにもかくにも、日本の現行民法は「夫婦同姓」が原則であり、法律上は「別姓夫婦」はありえない(林氏の望む通り)。それなのにどうして別姓夫婦についての、それも日本の現状に即した統計調査が出来、それを林氏が引用できたのか?ミステリーである。