投稿者 付箋 日時 2001 年 10 月 07 日 13:01:34:
回答先: イギリス渡航者経験者の献血制限 [新潟県赤十字血液センター] 投稿者 付箋 日時 2001 年 10 月 07 日 12:49:43:
《Q》狂牛病と献血 (2001/04/22)
私の友人にフランス留学していた人がいます。このたび、半年以上ヨーロッパにいた人の献血が狂牛病の関係で禁止になりましたが、これは今後解禁されることはないのでしょうか?もう献血は一生できないのでしょうか?
(新潟県内・弥生さんより)
《A》【センターから】(2001/05/08)
ご質問の通り、現在、狂牛病(変異型クロイツフェルト・ヤコブ病=vCJD)に関する献血の基準は、「1980(昭和55)年以降、英国、アイルランド、スイス、スペイン、ドイツ、フランス、ポルトガルに通算6ヶ月以上の滞在歴を有する人からは採血しない」となっております。
現時点では、輸血でvCJDが感染したという事実はありませんが、動物実験等からは、血液によるvCJD伝播の危険性も完全には否定できないので、vCJD伝播の機序が明らかとなり輸血の安全性が確認されるまで、予防的措置としてこの基準が使用されています。
したがって、将来研究が進み、安全性が確認された場合には、再び献血できるようになる可能性はあると思います。