投稿者 付箋 日時 2001 年 7 月 28 日 19:34:53:
回答先: 米ミサイル防衛実験成功、実際には誘導信号発信 投稿者 asahi 日時 2001 年 7 月 28 日 13:09:55:
湾岸戦争のときの「パトリオット」のイカサマ命中率「報道」のことがよぎりますが、
アメリカはその昔、欧州の詐欺師の流刑地だった、というのも・・・・(^^;
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CNN
日米「愛の共演」を果たした、田中真紀子外相(左)とパウエル米国務長官 = 26日、ハノイ
2001.07.28
Web posted at: 6:43 AM JST (2143 GMT)
ハノイ(CNN) 東南アジア諸国連合(ASEAN)拡大外相会議の夕食会で26日夜、恒例の隠し芸大会がハノイ市内のホテルで開かれ、パウエル米国務長官と田中真紀子外相が寸劇を「共演」したことが伝えられているが、その模様を撮影したビデオテープが公開された。
ミュージカル仕立てのこの寸劇では、マイク片手にカウボーイ姿のパウエル長官が、カントリーソングとして1960年にヒットした、マーティー・ロビンスの名曲「エル・パソ」のパロディーを熱唱。
「テキサス西部の町エル・パソで、ベトナム人の女性に恋をした」「夜のように真っ黒な目をした『マキコ』に魔法をかけられ、ベトナムの乙女をむなしくも深く愛してしまった」と、歌詞を変えて歌い上げた。
この後、ベトナムの編み笠で顔を隠した民族衣装アオザイ姿の女性が登場。田中外相扮するこの女性をめぐり、パウエル長官ともう1人の男性が決闘するという内容で、最後にパウエル長官が倒れたところに、田中外相が駆け寄ってほおにキスするまねをした。
これまでこの隠し芸大会は、報道関係者を完全にシャットアウトして行われていた。今回は、ある政府系のテレビ局だけが撮影を認められており、一部始終をビデオテープに収めている。
キスシーンでは、会場からどっと声援が上がった。
パウエル長官は、ベトナム戦争従軍以来30年以上ぶりにベトナムを訪れた。同長官はこのほか、ビートルズの「イエロー・サブマリン」なども熱唱した。
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”ペンタゴン・ペーパーズ(国防総省の秘密文書)が世に出て、ベトナム戦争について相当数の国民が抱いていた疑念を裏付けたのは、戦争が勃発して5年後だった。国家を戦争へ突っ込ませるために政府が公表した理由はでっち上げだという疑念がそれによって証明されたのだ。
ひょっとしたらいつの日か「ペンタゴン・ペーパーズ2」が世に出て、ペルシャ湾岸戦争へと国を巻き込んだ欺瞞の手口が明るみにでるかもしれない。けれどもその可能性は低いと私は思う。何千人ものアメリカ人の命を危険にさらした(そして無数の市民を含めた何千人ものイラク人の命を奪った)理由が何であれ、ブッシュは戦争プロパガンダをうまく推し進めている。報道機関はしっかり統制されており、これでいいのかと不安になるくらいの落ち着きで苦い薬を受け入れているようだ。浮かれている様子すらうかがえる。一方、ブッシュは我が国対サダム・フセインというテーマを打ち鳴らし続ける。アメリカ対一人の狂人という図式だ。言われてみれば不思議なほどすんなりした図式ではないか。”[超陰謀/ジョナサン・バンキン著]
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”自分自身は手を貸さなかった(自分の手は汚れていない)からといって、戦後の日本がアメリカの戦争に国として協力した事実を無視することができるのだろうか。私がよく例に出すことだが、アメリカのB−52が枯れ葉作戦を行うために日本の基地を飛び立つことを私たちが阻止し得ていたなら、ベトチャン、ドクチャンに代表されるヴェトナムの子供たちの大量な不幸を起こさせずに済んだはずなのだ。新ガイドラインに対する国民的反応が今ひとつ盛り上がりに欠ける状況を見るとき、私は、ヴェトナム戦争当時の「自分自身に累が及ばなければ目をつぶる」という自己保身的発想が、今日なお多くの日本人の自覚を妨げていることを感じてならない。
しかし、新ガイドラインが動き出し、本格的な戦争をアメリカが引き起こすようなことになれば、既に述べたとおり、全土が基地化し、国民は総動員されることになる運命が待ち受けているのである。その時になって「私は知らなかった」ではすまされないのだ。アメリカに全面協力する日本(私たち国民を含む)に対して、侵略、干渉の対象になる国々及びその国民は、「前の戦争の反省もしない日本がまたもや牙をむきだして襲いかかってきた」と受け止め、そんな日本を絶対に許すことはできない、と思うのは当然だろう。”[新ガイドラインは何をもたらすか/浅井基文(稿)]