投稿者 sanetomi 日時 2001 年 9 月 17 日 16:00:48:
肉骨粉を保管の倉庫などを消毒 「効果は疑問だが…」
狂牛病が疑われる乳牛が飼料の原料となる肉骨粉に加工され、うち約100トンが徳島市内の業者に移されていた問題で、徳島県は17日午前、肉骨粉が保管されていた同市内の業者の倉庫と工場計2カ所を念のため消毒した。県畜産課は「狂牛病に対する効果は疑問だが、家畜伝染病予防法に基づき実施した」としている。
肉骨粉の入った12袋(一つ約800キロ入り)が保管されていた倉庫には午前10時すぎ、マスクをした徳島家畜保健衛生所の職員5人が入り、袋を運んだトラックや置いてあった床などに消毒液をまいていった。
県によると、倉庫や工場など3カ所に分散していた計122袋を1カ所に集めるよう業者に指導。この日は袋が撤去された2カ所の消毒をした。
業者が保管している肉骨粉については、農水省が焼却処分するよう指導しており、県や業者側が焼却方法を検討している。業者によると、この肉骨粉は関連会社(茨城県)が生産設備の試運転で生産したもので、飼料として出荷する予定はなかったという。農水省などは、狂牛病を99%の確率で防ぐとされる規定通りの高温で加熱処理されていると説明している。(14:15)
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