(参考記事)日伊外相会談の要旨

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投稿者 踊る藁人形 日時 2001 年 6 月 08 日 02:19:11:

 田中外相とイタリアのディーニ外相が5月25日、北京で会談した主な内容は次の通り。

 田中氏 ブッシュ米大統領を人物的にどう評価するか。
 ディーニ氏 ブッシュ大統領自身は外交政策はない。知的な資質には疑問がある。
 田中氏 欧州諸国は米国に対して緊張をエスカレートさせないよう申し入れるべきだ。ミサイルの脅威というが、本当にミサイル防衛が必要なのか。日本は欧州と声を合わせてブッシュ政権に対し、「やりすぎるな」と言うべきだ。
 ディーニ氏 良い考えだ。ミサイル防衛は防衛的だと米国は主張するが、実際は本当か分からない。
 田中氏 アーミテージ米国務副長官と会わなかったことが、プレスで取りざたされている。副長官は自分のカウンターパートではない。自分のカウンターパートはパウエル副長官だ。副長官は小泉首相にも会った。自分が会わなかったことが問題になることは理解できない。
 ディーニ氏 欧州の共通認識は、ブッシュ政権はミサイル防衛計画は断固進める決断をしてしまい、もう思いとどまらせることはできないというものだ。
 田中氏 技術は平和利用してこそ意義がある。軍事的に利用すれば、世界は不幸になる。このことを米国に強く申し入れるべきだ。
 ディーニ氏 米新政権は軍需産業が落ち込めば、経済も落ち込むという懸念も持っているのではないか。
 田中氏 米国は、中国の経済的脅威、軍事的脅威に対抗したいと考えているのだろう。しかし、それは知恵で対抗すべきであり、武力で対抗してはならない。[朝日6/6]

●漏洩批判
「極めて不思議な事態だ」。外相は外務委員会で、米ミサイル防衛計画や日米安保体制を批判した発言がマスコミに漏れた責任は官僚にある、と声を荒げた。「オーストラリアの外相が発言は『ねつ造』とかなり強い調子で批判している。昨日はイタリアの外相が『記事は全く独断的だ』と言っている」と自らの発言に関する報道を否定。[朝日6/6]


★感想
「軽い」投稿でスミマセン。
皆さんご承知でしょうけど、後日読み直すときに一応便利なように、のためです。
守秘義務を破って「情報加工」までやらかした国家公務員のせいで、
かえってこんな事まで庶民の目の前に晒してしまった〜??(^o^;)
政治家で誰の名前が出て、誰の名前が出ないか。バレバレぢゃあないの…

某新聞や週刊誌のこのところの書き方が、
妙にしどろもどろっぽくて面白いと思います。
記事書き手側の二枚舌的矛盾を無知な読み手に勘づかれないように、
従来の論説基調の蒸し返しを注意深く回避する。
無知な読み手に誤解を導く書き方を、如何に維持できるのか…。

で、これら一連のトピックスに関して、外相が正確な意図するところは、
「なぜ米国に直接言うんでなく、よその国に(メクラ滅法に)わざと話すんだ?
 だから、外相にも自分の失言を反省してもらわないと…」
なんていうマスコミ論調の見方では勿論なさそうですね。
民衆にはその程度の説明で当面は事足れりだとしても、今後の推移を考えると、
そのような報道解説に民衆が大きな矛盾を見い出す機会が待たれます。

上記イタリア外相会談のみならず、
オーストラリアとの会見内容をバラせ、という声まで出ていますが、
それはちょっと、オーストラリアとの信義をぶっ壊さないと断言できるか?
それを騒ぎ立てる人たちは、
もし公表されたらその結果の全責任を負う覚悟はありますか?



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