投稿者 永田町徒然草 日時 2001 年 4 月 19 日 14:47:21:
■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■
== ==
■ ☆ 白川勝彦・リベラル・ホットライン ☆ ■
== ==
■ No.10 2001/04/19発行 ■
== http://www.liberal-shirakawa.net/ ==
■ katsuhiko@liberal-shirakawa.net ■
== ==
■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■=■
※等幅フォントでご覧下さい。
■_永田町徒然草_No.145_______________________________///////////////////
**************************************************************************
かなり深刻な状況となった!
きょうの新聞には、きのうのプレスセンターで行われた記者会見の写真がおおきく
のっています。日本記者クラブでのものですから、新聞がおおきくとりあつかうの
はしかたがないとしても、毎日のように自民党の総裁選をこうもおおきく扱うもの
と感心しています。平成11年9月の総裁選をふり返ってみると、あのときは小淵
陣営がマスコミにでることをさけたため、加藤陣営としてはたいへん苦労したこと
をいま思い出しております。
自民党の執行部としては、最初はにんまりしていたのでしょうが、いまではかなり
困ったことになってしまったとニガりきっていると思います。それは、亀井氏や麻
生氏を出馬させることによって、タマをちらそうと考えて出馬させたのですが、い
くらこの両氏が派手にさわいでも舞台うらをみやぶられてしまい、だんだん橋本氏
と小泉氏の一騎打ちの戦いになってきたからです。亀井氏や麻生氏がいくらさわい
でも、単なるはやしてでしかないことが国民が気がついたからです。
まえにものべましたが、真剣勝負というのはいっぽうが下手をするとたれるという
ことです。橋本氏がたおれるか、小泉氏がたおれるか、それはやってみなければわ
かりませんが、どちらかがおおきく傷つくことだけはここまできたらもうさけられ
ません。これは、いまの自民党にとってはかなりのダメージになるでしょう。いま
の自民党には、これを克服するだけの体力がもうないのです。予備選をやられたこ
とがひとつのおおきな執行部の誤算だったでしょう。もうひとつは、小泉の応援に
加藤氏がついたことだと思います。
小泉氏が勝つと、加藤氏の復権はどうしてもさけられません。そうするといまの執
行部は、ひじょうにつごうの悪いことになるのでしょう。これだけはなんとか阻止
しなければならないということで、これからいろいろなことがなされると思います
。まあ、じっくりとみておきましょう。だれがなっても、自民党──自公保体制の
本質はかわらないのですから。「表紙だけ変えてもダメ」といって、首相になるの
を拒否した伊東正義さんをなつかしく思い出します。
それにしても、公明党の動きがおもしろいですね。小泉氏は自公保連立をすこしも
否定していません。かなりものごとをはっきりいう小泉氏が、この問題だけはどう
してはっきりといわないのかと思っている人もおおいことでしょう。小泉氏の限界
は、ここにあると私は思っています。にもかかわらず、公明党はいろいろと過敏に
反応しています。小泉氏が総裁になったら、閣外協力も視野にいれているなどとい
うニュースもあえて流しています。自民党にプレシャーをかけようとしているので
しょう。これまで、総裁選びは自民党のことであり、だれがなっても連立をつづけ
るといっていたこととぜんぜん違いますね。
ところで、はやくもあざやかな新緑があちこちでみられます。私は、この季節がい
ちばん好きです。生命の躍動をおぼえます。政治の面でも、そうでなければならな
いと強く感じます。秋田の知事選をみてもそのような息吹をしっかりと感じること
ができます。ハードなスケジュールの日々となってきましたが、元気でがんばって
います。どうか、ご安心ください。革命──歴史を創るということは、たのしいも
のです。本もまもなくできあがります。
09:40東京・砂防会館の事務所にて
白川 勝彦
**************************************************************************
■__更新状況__________________________________________////////////////////
■__「新党・自由と希望」のサイト。
http://www.liberty-hope.net/
■__HOTMEWSを更新しました。
http://www.liberal-shirakawa.net/info/hotnews.html
■____________________________________________________////////////////////
発行所:白川勝彦OFFICE
katsuhiko@liberal-shirakawa.net
http://www.liberal-shirakawa.net/
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-7-5
TEL 03-3265-9711 FAX 03-3265-9833
■購読解除の場合は下記URLにアクセスし、記入
欄に配信先のメールアドレスを入力
した後、解除ボタンを押してください。
http://www.liberal-shirakawa.net/magmag/
※許・複製転載(大いに歓迎)
Copyright (c) SHIRAKAWA, Katsuhiko Office 1999-2001 All Rights Reserved.