投稿者 kamiura.com 日時 2001 年 6 月 02 日 21:06:42:
回答先: 田中外相、米ミサイル防衛計画を強く批判 投稿者 asahi 日時 2001 年 6 月 02 日 20:59:46:
[要約]先月28日、田中外相が外務省で行った豪外相との会談で、「ブッシュ大統領は地元テキサスの石油団体など保守的な影響を受けている」「ミサイル防衛には個人的に疑問を持っている」「NMDは中国を刺激する」「ゴア氏が勝っていたらこんなことにならなかった」と発言した。このことは米大統領に対して不信感を表明したことになる。
[コメント]また外務省閣僚による報復リークである。今までのようにアメリカのことなら何でも絶対服従の外交姿勢からすれば、異例のことと映るかもしれない。しかし日本が自立した独立国なら、ごく自然な外相の発言である。田中外相でなくとも、ブッシュ大統領が保守的な基盤を背景に選挙を戦ったことは誰でも知っている。NMDが技術的に多くの問題を抱え、アメリカにも疑問視する意見が多い。またNMDはロシアや中国などの反発を招き、不要な核兵器開発競争を誘発する危険をヨーロッパでも指摘されている。ブッシュ政権になって北朝鮮への対応、NMDの配備などガラリと変化した。そんな急激な米政府の政策変化に、何も文句を言わないでただ盲従することのほうが異常である。日本が国際的に自立するということは、アメリカに日本の立場をはっきりと言うということだ。マスコミもだらしない。今までの悪しき現状を打破しょうとすると、最初は賞賛しておきながら、次に前例を破った行為と総攻撃する。今、日本がアメリカから自立するためには、田中外相のような強い外交姿勢が大切なのである。外務省のODA利権を食い物にして、外務官僚の無能さを許してきた政治家のあせりに乗ってはいけない。田中外相の方向性は間違っていない。この問題の本質は、なんでもかんでもアメリカに失礼だと言いながら、内部情報を選別してリークして攻撃する外務官僚の卑劣さである。国益に著しく反している。田中外相が孤立無援で戦っているのに、どうして応援デモが起こらないのか、そのほうが私には不思議である。がんばれ田中外相! 外務官僚のずるさに腹が立つので、本日、土曜日だけど外務省一周の応援デモ(2回目)を一人でやることにした。4時ちょうどに正門前を歩き出して、反時計回りに1周(約10分)をゆっくり歩く。ゼッケンもプラカードもなし。(カミさんがただの散歩じゃないといったが、とにかく私の気持ちは応援デモなのである)