投稿者 SP' 日時 2001 年 4 月 01 日 08:43:40:
回答先: 天に光、地に妖精(別冊歴史読本特別増刊58『オカルトがなぜ悪い!』) 投稿者 SP' 日時 2001 年 3 月 22 日 08:24:41:
1995年8月16日午後7時30分ごろ、福島県石川郡浅川町でUFOだけでなくエイリアンまでもが同時に目撃されるという事件が起きている。この事件では、空中に現れた物体の目撃が事件の発端になってはいるが、そのあとにアブダクションまがいのことが起きている。
レポートは、同町に住むI氏によるものだ。I氏は、その日自宅近くで行われた花火大会を見物しているときにUFOを目撃した。花火が打ち上げられているとき、誰かが「UFOだ」と声を上げたので、その方向を見ると、野球場の照明と同じくらいの明るさの、四角い光が見えた。光は横に並んで、回転しているようだった。その飛行物体の上部は見えなかったが、長さは40〜50メートルで細長い様子は見えたそうだ。物体は「ビューン、ビューン、ヒュヒューン」というような音を発していたという。その後、そのUFOのような物体は飛行機のような爆音を轟かせ斜めになり飛び去った。
この数日後、I氏はUFOが飛んでいたあたりに行ってみた。すると、草むらの中に渦巻き状に草が倒れている箇所を発見したのだ。そこに、すぐ近くの一軒屋に住んでいるらしい女性が現れて、こういった。「そこにUFOが着陸したんだよ。信じてくれとはいわないけどね」。I氏は「いや、信じますよ」といったので、女性はさらに、警察を呼んだが来てくれなかったこと、I氏が聞いたのと同じような音を聞いたこと、さらにそこに現れたエイリアンが自分を連れ去ろうとしたことを話した。女性は何とかエイリアンから逃れることができたそうだが、その後、具合が悪くなり救急車で病院へ運ばれてしまったというのだ。
この事件でのUFOの正体は今のところ不明だ。UFOレポートの多くは目撃者が少ないが、このケースでは、I氏と女性、さらに花火大会の最中にはほかに30人もの目撃者がいるそうだ。
このレポートは福島県飯野町にある公営の施設、「UFOふれあい館」内にある「飯野町UFO情報センター」へ寄せられたものだ。ここでは、所長でありUFO研究家でもある木下次男氏により、主に福島県内のUFOレポートが集められている。レポートは1978年より集積されはじめ、200件以上ものレポートが公開されている。エイリアンに遭遇した事件はこのケースだけではなく、古くは1924年の目撃について書かれたUFOレポートもある。
日本ではUFOレポートが減少しているといわれているが、それは、「目撃した」といってもどうせ信じてもらえない、変人扱いされるだけだと人々が思いこみ、レポートをまとめないという要因もあるようだ。しかし、本当はそれが何だったのかを知るためにも、レポートをまとめておくことは大切だ。なぜなら、現に今も多くの人が空を飛ぶ得体の知れないものを見ているのだから。