米国防、太平洋重視へ 国防長官が転換方針と米紙報道

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投稿者 asahi.com/0324 日時 2001 年 3 月 25 日 09:43:08:

回答先: 「わが国の安全保障政策の確立と日米同盟」 投稿者 自由民主党政務調査会国防部会 日時 2001 年 3 月 23 日 16:35:52:

米国防、太平洋重視へ 国防長官が転換方針と米紙報道

 23日付の米ワシントン・ポスト紙は、ラムズフェルド米
国防長官が、中国の台頭に伴って、今後は米国の軍事
作戦の主要舞台が欧州から太平洋に移るとの見方に基
づき、国防戦略全体を大幅に見直す方針を固めたと報じ
た。冷戦後ほぼ一貫して維持してきた、中東と朝鮮半島
で同時に紛争が起きた場合に備える「二正面作戦」を、
事実上放棄することになる可能性もあるという。

 戦略が実際に転換されれば、太平洋地域での米軍の
前方展開を支える日米安保体制の重要性は米国にとっ
て、これまで以上に高まると見られる。

 同紙によると、ラムズフェルド長官が21日、ブッシュ大
統領に直接説明したもので、予想される戦略環境の変
化としては、(1)中国が台頭する一方でロシアが衰退す
るため、今後は太平洋が米国の主要な軍事作戦の舞台
になる可能性が高い(2)ミサイルなど大量破壊兵器の
拡散のために、同盟国が(攻撃を恐れて)米軍による基
地使用を制限する可能性がある、など。

 こうした変化に対応するため米軍は、第2次大戦以
降、一貫して維持してきた欧州での紛争防止を主眼とす
る国防戦略の方針転換を迫られるとし、兵器や装備に関
しては、長距離の戦力投入能力や、レーダーに捕らえら
れにくいステルス性の向上が、これまで以上に重要にな
ると指摘している。

 各軍とも、古い兵器システムへの予算配分を削減する
ことが必要となり、具体的には「ミサイルの標的になりや
すい巨大な空母に代わって、小型の空母を造るよう求め
られることになる」という。

 同紙は、ある国防総省当局者の見方として、こうした
転換は、2つの大規模な地域紛争に同時に対処できる
態勢を整えるという、従来の米国の軍事ドクトリンを「基
本的に放棄することになる」としている。(11:54)





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