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投稿者 weeklypost.com/jp/010323 日時 2001 年 3 月 13 日 10:26:29:
回答先: えひめ丸を加害者にデッチ上げるためのトンデモ理論が現われた 投稿者 佐藤雅彦 日時 2001 年 3 月 12 日 01:36:10:
■米原潜事故
「ワドル艦長は責任をなすりつけている」 原潜同乗民間人が指摘
ホノルルで開かれてい
る実習船『えひめ丸』沈
没事故に関する米軍の査
問会議は、体験航海のた
め同乗していた１６人の
民間人に事故の責任を転
嫁する展開に終始してい
る。
ポイントになったの
は、民間人の存在がソナ
ー（水中音波探知機）お
よび潜望鏡による安全確
認にどう影響したかとい
う点。チャールズ・グリ
フィス少将（海軍事故原
因調査委員会責任者）の
証言によると、事故前に『グリーンビル』が行なったソ
ナー探知の作業時間は通常の半分の５分間、潜望鏡での
確認は８０秒に過ぎず高さも満足なものではなかった。
共に民間人の接待のために航海そのものの予定が遅れて
いたためだという。
だが、自身も元原潜艦長で８４年に退役したジョン・
ピーターズ氏は、この報告に大きな疑問を持っている。
「そもそも体験航海を行なう潜水艦には厳密に要求され
るスケジュールというのはない。予定されていた時間よ
り帰港が数十分遅れたところで何の問題もないはずだ。
それが安全確認を怠った十分な理由になるとは思えな
い」
そして、本誌前号（３月１６日号）で体験航海の一部
始終を告白した民間人のひとりも再び本誌の取材に応
じ、次のように証言した。
「関係者の証言からはっきりするのは、事故原因のなす
り合いが行なわれているということです。
予定が遅れたのは、原潜内の食堂の席が１０席しかな
かったため、２グループに分かれて昼食をとったからで
した。食事はそれぞれ４５分くらいずつかけましたか
ら、１グループ分の食事の時間分だけ遅れたということ
です。しかし当時、艦長を始め乗組員が焦ったり急いだ
りしている様子はまったくなかった。予定の遅れは、安
全確認の義務を怠ったことに対する言い訳でしかない」
事故当日、グリーンビルは民間人へのデモンストレー
ションだけを目的に出航していたが、民間人にそれは知
らされていなかった。本来の乗組員１６３人のうち、５
７人が休暇で乗艦していないことも明らかになった。ま
た、ワドル艦長が潜望鏡で海上確認した時点でソナー担
当官がえひめ丸との距離を約１・８キロと計算しながら
接近の事実を報告しなかった背景に、ワドル艦長の普段
からの独裁的ふるまいがあったともいわれる。
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