投稿者 くま 日時 2001 年 2 月 11 日 05:26:11:
回答先: Re: 酒乱 投稿者 くま 日時 2001 年 2 月 10 日 16:38:59:
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西村真吾が最近口にしているらしい「スパイ防止法」(国家機密法)は、1980年代に、統一協会の勝共連合が推進した旧内務省の治安維持法的なものなのだが、この勝共連合は86年末から87年にかけて、連日のように、その法案に反対する朝日新聞の東京本社周辺に街宣車を派遣していたらしい。またこの時期は、統一協会の霊感商法がマスコミの批判の対象となっており、86年の末からは「朝日ジャーナル」が批判キャンペーンを行っていたということである。
87年5月3日に起きた朝日新聞の阪神支局襲撃事件の犯人とみられる自称「赤報隊」は、その襲撃事件に使われたのと同じ薬莢二個を同封した手紙に”「とういつきょうかいの わるくちをいうやつは みなごろしだ」”という脅迫状も添えて送付してきた。
それやこれやで、「赤報隊」の犯行には統一協会が絡んでいるのではないかとする一部の意見も出ているらしい。警察も、右翼と統一協会とを重点において捜査を行っているらしい。
しかし、上の時期にはもう一つの事件が世間を騒がせていた。
先に公安警察のところで記した、神奈川県警による盗聴事件である。
「赤報隊」という名称は、1868年に民間の同志で結成された東征軍の先鋒であり、すぐに「偽官軍」という流言のもとで維新政府により処刑された「赤報隊」の名を拝借したものだとされるが、東京−西宮−名古屋という当時の赤報隊が辿った道と一連の犯行現場が同じということからも、そう考えることは正しいのかもしれない。
だが、だとすると、どうも釈然としないものが残る。
辿ったルートまで、名前とともに合わせたとなれば、犯人たちは維新時代の「赤報隊」については詳しい筈である。しかし、現在の「赤報隊」は、維新時代の「赤報隊」とは、場所と名称を除いては、どうにも共通項が見出せない存在なのである。
それより、維新時代の赤報隊は、軍資金の調達に苦慮していた維新政府が、赤報隊の進言により最初唱えた「年貢半減」という方針の一つを、特権商人と結託することで撤回し、その「年貢半減」の布告をしていた彼ら先鋒隊の「赤報隊」−−−やはり最初はちゃんと「官軍」という御墨付きをもらっていたらしい−−−の始末をつけたとされているものでもあり、僕にはどうも「盗聴」に関った人間たちの姿がそこにだぶるのである。無論それが彼ら「盗聴」に関った人間たちの、現実の実情などを無視した牽強付会的な錯誤的なものであったとしても、単なる筋書き的には一番近いものなのである。
それに、犯行声明というのは、存在が確とした団体が本来やるものではないのだろうか。でなければ、愉快犯でもない限り意味があまりないものなのではないか。この現代の「赤報隊」は未だに実態がつかめない「団体」なのである。
また、「赤報隊」は、ルクルート疑獄にからんで中曽根康弘の名を出しているが、中曽根康弘は日本において統一協会や勝共連合での一番の立役者でもあったのであり、当時も他ならぬ「スパイ防止法」を推進していた議員である。また中曽根はリクルート疑獄の本命であったにもかかわらず、司法が表にその名前を出していなかったのに、統一協会がわざわざその名前を出すというのも怪訝なことなのである。そもそもリクルート疑惑の本格的な追及などは、中曽根以外にも統一協会の人脈に打撃を与えたに違いない。
そもそも、リクルート疑獄が前にも記したように、神奈川県警の捜査ニ課の警部が、くだんの神奈川県警の盗聴事件を取材していた朝日新聞の社会部記者に”「川崎駅前のリクルート・テクノピアを調べた方が、盗聴事件より大きなスキャンダルがものに出来る」”とリークし、以下のように進展していったものである。
”川崎市の助役がリクルート社のビル建設に関連して、便宜を計った見返りとして株を受け取り、それが巨額のワイロだったことが収賄事件として発覚し、それを口火にしてリクルート疑獄の煙が立ちのぼった。この段階で汚職容疑で内偵していた神奈川県警に対して、元警視総監で中曽根内閣の法相をやった奏野章が、圧力をかけて捜査を中止させようとしたほど、リクルート社の自民党中枢への浸透は強力だった。それは本命の中曽根前首相は言うに及ばず、ニューリーダーと呼ばれる竹下、宮沢、安倍などの幹部が、ワイロ性の強い金を一億以上も受け取っており、その事実がここにきて続々と発覚していて、川崎という地方都市での汚職は駒を生んだ瓢箪になった。[平成幕末のダイアグノシス/藤原肇著]”
無論統一協会というのは、統一協会員だった児玉誉士夫が右翼の6割を握っていたと言われていたり、その創設には笹川良一が関っていたとかとも言われているように右翼団体とは親密な関係にあるし、世界各国の反共テロ組織ともつながっているような集団でもある。また実際に凶悪な事件も起こしている。しかし、僕が「統一協会ノート」でも「赤報隊」の事件のことにはふれなかったのは、やはりそれが統一協会が主犯であるものには思えないものだったからである。
最近「赤報隊」の犯人に、神奈川県警の警察官が容疑者として浮かんでいたが闇に葬られたという記事が「噂の真相」誌に載った。
この警察官は「大悲会」とも接点があるらしい。これはおそらくXXXXX。というのは、「大悲会」の連中が映画館で伊丹十三の「ミンボーの女」の上映中にスクリーンをナイフで切り裂いた事件の公判の日に、僕の所にマーク2のバンに乗ったゴロツキが当り屋をやりにきたことがあったからである。このマーク2のバンは、朝日新聞と新生党の加藤六月が共謀して、国会質疑に合わせて新聞記事を作ったというのがバレ、話題になったとき、三菱重工のXXXXX絡みで、加藤六月の立候補地である岡山で大学のセンター入試に来た女の子二人が、XXXXXが当時盛んにXXXXXで使っていた日産の「180」という車の「Xり屋」に轢き殺されたとき、やはり僕の所に得意気に現れている。円筒型の兵隊帽のようなものを被ったゴロツキがその車には乗っていた。間違ってはならないのは、この岡山の「Xり屋」によるX人は、XX新聞やXX六月の側からXXXXXの人間がマッチポンプでやっているということである。ともあれ、このマーク2という車種は、阪神支局襲撃で使われる前から、XXXXXが何かとよく使っている車でもある。
しかし、僕が最も確信をもっていえることは次のことである。
朝日新聞の阪神支局襲撃はXXXXX絡みの要素が入ったものなのである。
事件当日編集室にいたのは、「小尻」と「犬飼」と「高山」だったが、この「小尻」と「犬飼」は、間違いなく、当時フジ・サンケイグループのニッポン放送がやっていた「XXXXXのオールナイトニッポン」という、XXXXXXXがやっていた深夜放送からきたXXXXXであろう。XXXはその番組で犬の「ポチ」と渾名されており、また当時DJのXXXXXのことをニセ葉書で「大きな尻」と盛んに読み上げさせていたのだ。
2時間の番組で読まれる葉書の全てがXXXXXXXらがデッチあげたニ
セ葉書であり、またそのXXXXXの被害にあった人間を嘲笑うものが多数捏造されていた。
では、その元祖XXXXXに対する脅迫だったのかとういうと、その可能性は限りなくゼロに近い。元祖XXXXXであることからもわかるように、XXXなどの人脈は逆にそういうことをやるような連中だからである。
ちなみに、斎藤恵に毎夜XXXXし、殺したのもこのXXのXXである。少し前に起きた安城市での散弾銃による女性殺害事件も思い起こしていただきたい。
また、彼女の恋人だった三島は、マーク2の露骨な当り屋に遭っているが、上記のXり屋によるX害が行われた岡山というのはXXXの出身地でもある。
この岡山では近年奇妙な事件が頻発しているが、たとえば、バス停で誘拐された女子中学生が京都で監禁されていたが、運良く(?)逃げ出すことができ、隣家の新聞配達店に助けを求めた、というような「作ったような」事件も起きている。また、O−157の最初の発症地も岡山である。
ともあれ、警察がからんでいようと、新右翼がからんでいようと、やはりそれらもひっくるめて、キーポイントは「盗聴機」なのではないのだろうか。
”東京地検特捜部の調べによって現職の公安警察官五人の名前が浮上したのと前後し、警察と検察の間では微妙な綱引きが行われるようになる。
事件について、当時の警察庁長官山田英雄は87年5月7日の参院予算委員会で「警察は過去も現在も電話盗聴を行ったことはない」と強弁したが、間もなく神奈川県警本部長の中山良雄が辞職、同県警警備部長吉原丈司が総務庁に転出する。
これに続き、警察庁警備局長の三島健二郎が辞職、同公安一課長小田垣祥一郎、さらには「サクラ」を指揮していた公安一課理事官の堀貞行までが配転させられる人事が発令されたのである。
警察庁は当初、国会の場などを通じて「定例の人事異動を早めたもの」と抗弁していたが、後に事実上引責人事だったことを認めるに至る。こうした動きを受け、東京地検は、警察が内々とは言え事実を認めて再犯防止を約束したことを理由の一つとし、五警察官の不起訴、あるいは起訴猶予処分を決定するのである。[日本の公安警察/青木理著]”
(前に大和市の警官射殺事件に関連して記した、この神奈川県警の「盗聴裁判」とは、被害者が国、神奈川県などに対しておこした損害賠償請求訴訟である)。
5月7日といえば、阪神支局の襲撃事件から僅か4日後である。その襲撃殺害事件で日本中が騒然としていた中で行われたのである。
XXXXXを知る僕からみれば−−−−たかが電話の盗聴だけで−−−−これくらいの騒ぎになるほどの良心と感性を本当に警察や検察が持っているのならば、これほどたのもしいことはない。だが、現実は警察も検察も本当には悪いと思っていたわけではないということは、その後「サクラ」が「チヨダ」と名称や本拠地を変え存続していること、他ならぬXXXXXが警察も検察も周知している中で(共犯といった方がいい)公然と行われているばかりか、XXXXXまで彼らが自由に作ることができるということがそのことを明瞭に証拠付けているのである。
上にみられるような処分(処刑?)は、事が事であり(彼らにとってみれば、「市民の側からみれば」、ということなのだが)相手が相手だけに、批判をかわすためのみそぎなのであり、また以後も同じことを継続続行させるための方便にしかすぎなかったのである。
つまり、実行した者たちの唯一の罪はバレたいうことだったのである。処分された者たちは「わりをくった」ということなのだろう。
しかし、僕は公安がこういうものであるとすれば、皇室においてさえXXXXXが行われている事実において、それを可能ならしめているからくりがそこにあるように思うのである。
公安とXXXXXはつるんでいるのではないか。いや、もしかしたらそれ以上の間柄なのでは?
この朝日新聞阪神支局襲撃事件などは迷宮入りとなるだろうが、この国の市民はまだ次のようなことにも当然気付いていない。
それは、XXXXXは日本中の、また世界各国の闇の暴力組織を得意気に使っているのだが、この先その彼ら闇の勢力がどんな凶悪な事件を起そうが、そのような共犯関係ができている以上、それに対して、日本においてはまっとうに司法の機能が働くことはないということである。丁度これまでの政界汚職のように、「全てはマヤカシであり嘘である」的なもので終わるということなのである。
現に、XXXXX絡みの事件において既にそうなっている。近年奇妙で凶悪な数々の事件が不透明な終焉をむかえていることや、また凶悪事件の未解決事件の多さとしても、市民には不可解さをともなって認知されているものなのだが。
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(注)
斎藤恵は「エボラ出血熱」としか思われないようなもので死んだ。
身体中の穴という穴から、毛穴からさえも血が滲み出て死んだ。
救急車で搬送されたとき、「こんなのうちでは診れない!」とたらい廻しをされた程だ。また、火葬にふした際、文字通り全て燃えてしまって灰となり、遺骨すら残らなかったが(彼女はまだ19歳という若さだった)、僕は火葬に付したのが本当に「彼女」だったとかどうか疑わしくも思っている。
奇妙なのは、彼女は会社の同僚の女性とアパートで共に暮らしていたのだが、その同僚が所用で実家に帰って留守だったときに発症しているということだ。
同僚の女の子がアパートに戻ってきた時には、既に手遅れの状態であった。
後に僕はそこの所轄の警察署に何度かそのことを訴えた。
しかし、僕はある時、その件に関してのことではなかったが、そこの署員にこんなことを聞いた。
繁華街のようなものもなく、ごく普通の、どちらかといえば高級住宅地を多く持つエリアを管轄としている警察署である。
「死亡現場に行くと、病気や事故ではないと思えるようなものによく出くわすが、それを調べようにも、お上の一言で捜査が打ち切りになることがよくある。だけど、私等下っ端ではどうしようもない」
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また、「怪死・乙骨正生著」には、次のような記述がある。無論、伊丹十三の死の前に出版された本である。
”遺族、関係者が、マスコミや報道関係者にはまだいっさい連絡していない五時半の段階で、駆けつけてきた朝日新聞立川支局の女性記者が、開口一番、「矢野さん−−朝木市議とともに東村山市議会で「草の根市民クラブ」を構成していた人である−−、遺書は」と述べたように、東村山署はマスコミに対し「自殺」としてリークしている。”
この著書には次のような記述もある。
”7月19日:朝木さんの自転車のブレーキが壊されており、知らずに乗った朝木さんがブロック塀に衝突し、手を負傷。
7月22日:「市の恥[草の根]をこの街から排除しない
限り東村山は全国の笑い者になる」というビラがまかれる。
8月2日:市内を自転車で走っていた矢野市議の前後をトラックが挟み、引きずり回し、事故寸前となる。後ろの軽トラックに乗っていた男が幅寄せし、フラッシュを焚いて威嚇。
この男は、朝木さんの葬儀終了後の9月5日にも矢野氏に対し8月2日のと同じような威嚇を加えたが、控えていた車のナンバーから、市内在住の創価学会男子部S・Hであることが判明。8月30日に出されていた被害届をもとに、東村山署が9月14日に事情聴取を行っている。このS・Hが学会員であることを、当初、創価学会は未確認としていたが、9月下旬、西口浩公報室長が正式に学会員であることを認めている。
8月10日:市役所で「草の根」を誹謗するビラがまかれる。
8月19日:直子さん−−朝木市議の娘さん−−のポケベルに、死を意味するのか、「4444・・・・」という脅迫メッセージが、一日12回も入る。
8月20日:朝木さんの自宅の門柱上に、灯油を染み込ませた新聞紙の入ったコンビニエンスストアーの袋が置かれ、火がつけられていた。東村山署のこの日の当直担当も、須田係長−−くだんの、遅れて現場に来た刑事である−−だった。
こうした経緯から朝木さんは、須田係長を「創価学会では」と疑っている(「週刊新潮」の取材に対し、本人は否定)。
8月26日:「草の根」事務所に黒色火薬とともに「ばく死」と書かれた脅迫状が届く。
8月28日:朝木さんが参加する予定だった高知のシンポジウム主催者の連絡先の携帯電話に、「シンポジウムを中止しろ。このままだったらただですむと思うなよ」との男の声と、「講師が五体満足で来られると思うなよ」との女性の声の脅迫電話が入る。ちなみに8月21日に高知県下で行われた創価学会の地区部長会では、F副県長が、「ヤイロ鳥のシンポジウムを断固粉砕する」と発言していた。
こうした脅迫は、朝木さんの死後も相変わらず続いており、矢野市議の暴行犯I・Sが東村山署の取り調べを受けた9月21日には、「草の根」の事務所に次のような脅迫ファックスが送信されてきている。
「矢野穂積、朝木を自殺に追いやったのはお前なのは判っている。小細工ばかりしないで正直に白状しろ。
万引事件で自分たちの「糞の根」が傷付いたと、朝木を虐めて精神的に追いやったのはお前だ。(中略)
お前が本当の意味でたった一つ社会に貢献できることは、お前が死ぬことだ。死ね。
何なら、お前の死を手伝ってやってもいいぞ。
死ね矢野。
東村山を近代社会に進化させる会より」
[怪死/乙骨正生著]”
矢野市議は死んだ朝木市議とともに創価学会を相手に闘ってきた、彼女の無二の親友なのである。
ともあれ、このような何かの発言の直前に死んだ例といえば、相撲協会を相手にその不正と闘っていた愛知県の元力士二人の同時ウィルス感染死があるが、これは僕などより皆さんの方が詳しいだろう。この事件は、外国人記者クラブで発言する直前に起こったものだから。
しかし、これも僕などから言わせれば、その殺害方法はXXXXXが普段やっていることの延長線上でしかないものなのである。
この元力士の一人の殺される直前に週刊誌に載った談話をみると、またしても僕はXXXXXの連中の性癖を想起せざるをえない。
「まさか、二人一緒に殺されるということもないでしょう」・・・・・
ともかく、伊丹一三のスキャンダル事件にみられるような「すりかえ」は、「マッチポンプ行為」とともにXXXXXのバカの一つ覚え的なものなのである。
バカのバカたる所以とその危険性は、このように現実を操作することに躊躇をしない連中の功利的な思想にある。もっとも、そのガラクタの寄せ集めのような、悪臭がふんぷんとしたものが思想と呼べればの話だが。ともあれ、それは「思想的」には「柳条湖」事件に通じるようなものといっていい。
小林秀雄が生きていれば、「低劣な」と言ったであろう。
伊丹一三はまた、「民主主義は各人が自身で守っていくものでもある。それはたとえば、それを脅かすものに自分が出会ったときにはそれから逃げないということであり、我々は自由の享受とともにそのような責任と義務を負っていると思う」と同じ時に述べた。
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