投稿者 踊る藁人形 日時 2001 年 2 月 06 日 01:29:45:
回答先: イラク反体制勢力に400万ドル支援 5年ぶりに米 投稿者 asahi.com/0203 日時 2001 年 2 月 04 日 09:55:56:
この間、NHKで国連の緒方さんが出た難民特集の番組の中でも取り上げられたのですが、反体制派としてイラクから追い出されたクルド族難民のことです。
もともと、いくつもの国境をまたがった地域に居住してきた彼らが押し寄せてきて、モロに迷惑むき出しの、国内にクルド族問題を抱える周辺国もあります。
番組の中では、視聴者に超国家主義的な「人道主義」のあり方を問いかけるような造りになっていた様子でしたが、
どうして彼らが大量の難民にさせられたのか、また、その原因を仕掛けた側の責任の所在など肝心の非人道的行為には触れられていなかったかと思います。
湾岸戦争当時、イラク在住のクルド族に対して米国諜報機関が相当規模の工作資金をつぎ込み続け、反政府武装闘争を仕掛けさせたのではなかったか。
詳しくは覚えていませんが、クルド族側の形勢が不利になるや、一転して見捨てたのではなかったか?
またしても、同様の非人道目的の生け贄を探すつもりなのだろうか?髑髏の死神か?
クルド族居住区街は猛攻撃の跡が残る廃墟となり、案内のイラク情報省担当者は「これは多国籍軍の攻撃でこうなった」と説明したものの、そこの壁の弾痕は、みな水平方向からの衝撃だった、なんていう話を聞いたことがあったような…(これもうろ覚え…内容に自信がないけど書きました)
こんな超国家的な謀略の巻き添えとなり、愚弄させられ、利用され、民族単位で敵視され、見捨てられ、死の恐怖と共に逃げ回り、殺される人々。
これからの悲惨な中東情勢の報道に連日接したとき、こういう出来事にも意識を向けておこう。
この極東の「同盟国」こと、平和ボケ痴呆衰退国家にボケッと暮らす我々にも、いずれ他人事では済まなくなる時代に再会を果たすことだろう。
ワンワールドのワイルド悪い奴!