投稿者 ♪いつもより多めに煽っております〜 日時 2001 年 1 月 17 日 10:32:01:
北朝鮮のミサイルは懸念材料・米国防報告
【ワシントン16日=春原剛】米国防総省は16日、「2001年版国
防報告書」を発表、この中で朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に
よるミサイル開発や中国、ロシアによる偶発的なミサイル発射など
が安全保障上の重大な懸念材料になると指摘した。特に北朝鮮は2
段発射型の「テポドン2」をいつでも発射できると分析。さらに改
良型の3段ミサイルが米本土のほぼ全域を射程内に収めると断定し
た上で、これら最新鋭のミサイル技術が「イランなど『懸念ある国
家』に数年内に移転する」と予測している。
報告書は東アジア情勢について「国境画定などを巡る紛争は基本
的に小規模だが、隣接国の介入が紛争規模が拡大する恐れはある」
と分析した。台湾海峡問題を念頭に置いているとみられる。さらに
「今後の一世代の間に、地域の大国が米国の(域内での)利益に大
きな軍事的脅威を与える可能性がある」と指摘、直接国名に触れな
いものの、中国が将来、米国にとって「潜在的な敵国」になり得る
との見方を示した。