投稿者 weeklypost.com/010126 日時 2001 年 1 月 16 日 12:42:18:
回答先: Re: <TWP特報・忠誠心なき外交 外務官僚たちの機密費私的流用> 投稿者 二重投稿すまソ 日時 2001 年 1 月 16 日 12:41:13:
<TWP特報・忠誠心なき外交 外務官僚たちの機密費私的流用>
(5)4年前の本誌報道『外務省高官2億円着服疑
惑』の概要
本誌は
97年3
月7日号
から4回
にわたっ
て外交機
密費の私
的流用の
実態を報
じた。
疑惑の
中心とな
ったのは、外務省若手課長の中でもエース格で将来の
事務次官候補とみられていた総合外交政策局(当時)
のS氏。現在国際協力事業団(JICA)総裁を務め
る斉藤邦彦・元事務次官の信頼が厚く、同氏が事務次
官時代、S氏は次官秘書官(93年8月〜95年1
月)を務め、斉藤氏の“懐刀”と呼ばれた。
2億円の外交機密費の着服疑惑は、そのS氏の秘書
官時代の1年半の間に発生した。
S氏は、向島の料亭やスナック、銀座のクラブ、有
名レストランなどの請求書を斉藤次官名で機密費から
精算。そればかりか、S氏と親しい幹部が使った遊興
費の請求書の精算も請け負っていた。そうした請求書
ツケ回しの“省内シンジケート”のメンバーは、判明
しているだけで欧亜局のM、Hの2人の課長、条約局
のI課長、そして当時、大臣官房のM室長と記述して
いたのが、件の松尾克俊・要人外国訪問支援室長だっ
た。
S氏が精算した領収証の中には、外務官僚だけで開
かれた宴席や、日曜日にホテルニューオータニのレス
トランで「キッズランチ(お子様ランチ)」を頼んだ
もの、はたまたゴルフ練習場の代金や外務省記者クラ
ブの記者との飲食費など、明らかに外交工作に使われ
たとは思えないものも含まれていた。
本誌の取材に対し、一部幹部は、接待費用の精算を
S氏に回していた事実と外務官僚だけの宴席を設けて
いたことを認める証言をした。しかし、当のS氏は、
「当時の支払いはすべて会計課を通して行なってお
り、何も問題にはされなかった」と疑惑を否定してい
た。