事実とニュース

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投稿者 くま 日時 2000 年 12 月 21 日 22:32:52:

昨日、情報ということではマスコミは国を滅ぼすほどひどいと書いたので、反論を受けるかと、少し心配しましたが、僕のようなのは誰も相手にしていないからなのか、ともかく何も言われなくて(今のところは)よかったと今思っているところです。
気紛れなどで書いたものではなく、それなりの事実からの言ではありますが、残念ながら、その判断のもとになっている、紛々とした、普通の人にとっては驚愕すべき事実などは、このようなところに書くわけにはいかないものだからなのです。その事実自体を、おそらく、ほとんどの人は信じないだろうし、たとえ信じた人がいたとしても、どんな意味ででも消されるだけでしょうから。
一つだけ言っておきたいのは、現在のこの日本は法治国家ではすでにない、ということです。でも、考えてみて下さい。たとえそうであったとしても、不思議なことでしょうか。半世紀前には、日本はそんな状態だったのではないですか。そして、アメリカは、戦後、日本でそのようなことをした人間たちを、戦犯からも逃れさせ、利用してきた。その結果、まだそのような火は日本で燻っているのです。それは、少しでも燃え広がる材料さえ回りにあれば、一瞬のうちに、燎原の如く燃え盛るようなものだったのではないでしょうか。
僕は、こういうところにも書ける事を、皆さんに考えてもらいたいことを、小出しに、少しずつでも、記していこうと思います。
しかし、いつやめることになるかも、また、本当にそれが実のあるものなのかも、僕には保証はできません。
しかし、これも、僕にとっての、一つのアプローチです。今現に起こっている、世の中の忌まわしきベクトルを、少しでも変えるためのです。

最初であるにもかかわらず、僕自身判断ができかねる事を、これまでの成り行き上、記そうと思います。

地下鉄サリン事件と、東京の二信組事件との関連性を、その起きた日が同じだということから、疑わない人はそれほどいないでしょう。山口某などは、井上に「山口某を総理大臣にするんだ!」言われていたくらいなのだから、疑う理由はまず十分にあります。
しかし、このニ信組事件の本命は小沢某と中西某なのです。彼らは何のお咎めもなく、今ものうのうとしています。それからいくと、地下鉄サリンが、ニ信組事件に対する陽動作戦でもあったというのは、どうもしっくりしません。しかし、「誰か」が、そこまで見込んで、つまり、そのような陽動行為だと世評が立つのも計算の上で「ヤラセ」た、という可能性もありはしないだろうかとも思います。つまり二重の防御をはったということです。この意味は、後でわかります。
推理小説でもあるまいにと思われるかもしれませんが、僕は推理小説はほとんど読んだことはないし、これからもその種のものは読みたいとは思いません。しかし、朝日新聞の「珊瑚落書き捏造事件」の真相を聞いて、はたして、眩暈をおぼえないような人がいるでしょうか。あれはどんな推理小説家だって唸るでしょう。
あの捏造事件は、リクルートから株の譲渡を受けたのが検察にバレた、当時の朝日新聞社社長の一柳某が(読売のナベツネ某も同罪だった)、検察との取引で会社を退社するのに、世間に告げるその退社理由を作るために、後に出世してテレビ朝日社長となる伊藤某が動いて捏造された、捏造のためのその捏造事件だったという信じ難いものだったらしいのです(このことについては「朝日、読売の火ダルマ時代/藤原肇著」に詳しい。また氏に関連したURLは右の如く[ http://www.dappan.org/] )。
当時珊瑚落書き捏造事件を起こした当の編集局長だった伊藤某が、何故に現在では新聞よりも儲かるという系列テレビ局の社長にまでなれたのか、出世できたのか、不思議に思われるむきもおいででしょう。
このリクルート事件にはもう一つの信じ難い事実もあります。それは、この事件は、神奈川県警の共産党員宅の盗聴事件で最初動いていた朝日の川崎支局の人間に、その神奈川県警の捜査ニ課の警部が「川崎駅前のリクルート・テクノピアを調べた方が、盗聴事件より大きなスキャンダルがものに出来る」と言ったのが事件発覚の発端となったというものです。この警部さんは単純に陽動作戦でそう言ったようでありますが。
ともあれ、世の中には、「小説よりも奇」なものがいくらもあり、現在の日本では、僕に言わせればその最たるものが「事実はニュースより奇なり」なのです。
さて、皆さんに一度考えてもらいたいと思うのは、次のものです。
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”最近公開された国務省の機密文書によると、CIAが自民党に対して政治資金を提供し、岸内閣の佐藤幹事長が受け取っていたので、日本の政治は外国のカネで動かされていた。日本政府が米国の諜報機関に操られた事実は、1995年3月20日のLA・タイムス紙上で、マン記者が全項を使って解説しているが、日本とイタリーが売弁政治だったとして、国辱的な政治が歴史に記録されることになった。
それにしても、オウム真理教のサリン事件のドサクサに紛れて、この重大な売国事件は黙殺されてしまった。だが、世界の先進国が原子力発電を放棄した中で、核エネルギーに依存する道を突き進んだ路線と共に、日本の運命を狂わせた出発点がここにあった。
これに関連して興味深いのは征矢野仁の記述で、[読売新聞日本テレビ・グループ研究]に引用されたニューヨーク・タイムズの記事は、「、、、、、元CIA工作員(複数)の言によると、この他に、戦後の早い時期にCIAの恩恵を受けた人物として挙げられるは、強力な読売新聞の社主であり、一時期は日本テレビ放送網社長、第2次岸内閣の原子力委員会議長、科学技術庁長官となったマツテロ・ショーリキである」とあって、その後に訂正記事のエピソードを含むとはいえ、元CIA工作員の発言は否定されていない。
正力と中曽根が田中清玄や児玉誉士夫などの利権右翼と結び、CIAコネクションの中で日本の政治に対して、エージェントとして動いていた姿が見え、正力の人脈が占領軍のG2(参謀第2部)に密着し、ウィロビー部長との結びついた意味が納得できる。
原子力施設の工事で最右翼といわれ、中曽根と姻戚関係を持つ鹿島建設の繋がりが、闇の中から浮かび上がってくるのである。”[朝日と読売の火ダルマ時代/藤原肇著]
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”「何とも胡散臭い児玉、小佐野、中曽根、笹川、そして小沢と続くCIA人脈」
共通する放置現象として思い出されるのは、児玉誉士夫、小佐野賢治、中曽根康弘、笹川良一など疑惑がらみで注目された人物が、多くのスキャンダルでも厳しい追及も受けず、奇妙な具合に逃げのびてしまった事実だ。
これらの人物は謎に包まれた影の部分を持ち、CIAとの特殊な繋がりを取り沙汰されたものだが、この中に最近やたらに不審な行動が目立つ小沢を加えるなら、何ともウサン臭い人脈のパターンが浮かび出す。
日本の検察には奇妙な不文律が伝統としてあるようで、CIA絡みの事件は国際上の取り扱いや、厄介な日米政府間の 暗黙の了解により、できるだけ介入しないことになっているとか。だから、M資金絡みの事件は解明された試しがないし、大蔵省には絶対に摘発の手が伸びないとヒントをくれたのは、「日本の黒い霧」でそれを追った松本清張だが、似た話を私は別のいくつかの情報筋から聞いている。
そんな話を下敷きにして思い描くなら、湾岸戦争の時に自民党幹事長だった小沢が、アメリカに約一億七千億円の戦費を貢いだ時に、それを取り仕切った米国のアマコスト大使が、外交官よりCIAエージェントとして動いた点が気になる。
しかも、CIAは政治家やフィクサーの弱みを掴んで、それを利用して政治を動かす戦法を得意にしており、麻薬がらみで米国に拘留されたパナマのノリエガの自白や、池田大作とノリエガの密着関係の背後に、未だ誰も指摘しない不吉な影が見え隠れしている。
池田はパナマに出向いて公園を寄贈したので、ノリエガは池田に友好勲章を授けているし、お礼に創価学会は富士宮にノリエガの銅像のある公園を作っている。また、新日鉄の大将が第二パナマ運河計画に熱を入れ、新日鉄釜石のレジャー投資の関係で、岩手の小沢が便宜を図ったことから、小沢はパナマの縁で創価学会と密着し、そこをCIAが押さえたとも言われている。また、池田コネクションで創価学会の資金と結びつき、不用意に見せる最近の小沢の高圧的な姿勢が、得意満面とした時期の中曽根に二重写しになり、国民は安心していられなくなるのである。”[日本が本当に危ない/藤原肇著]
・・・・・・・・・
”F  新聞社が発行部数の大きさを競い合って、記事の質を軽視しているのは情けないが、そこまで決めつけられると身も蓋もなくなり、東京の人間として話が続けられなくなります。日本の週刊誌を見れば明かなことだが、あれだけ低俗で扇情的な内容の記事と、あられもない裸の写真や劇画を売り物にし、それを商売にして経済大国が成立している。これは悪あがきをしている姿だと思うが、新聞は週刊誌やテレビほど堕落しておらず、未だ救いがあるし希望が持てると思うのです。
W お気の毒だが日本の現状に無知なために、あなたは幻覚に支配されているのであり、そんな綺麗ごとを言って済まないほど、日本の現実は汚れ果てているのです。
田中角栄のロッキード事件に始まり、リクルート事件やイトマン事件を経て、佐川急便事件や証券スキャンダルに至ったが、一連の疑惑が納得できる形で解決したとか、巨悪が捕まったということがありましたか。ないでしょう。
権力者と言われている者だけでなく、メディアが共犯であるために、問題は何ひとつ明らかになりません。それはロッキード事件の頃から同じでして、そこで私は全ての分野から身を引き、何にも関与しないことにしたのです。
F そうでしたか。悲しいですね。
W 悲しくても耐えるのが勇気であり、長生きはしたくないという気持ちになるが、没落は沈黙の中で味わうものらしいですな、、、、。”[朝日と読売の火ダルマ時代/藤原肇著]




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