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投稿者 踊る藁人形 日時 2001 年 1 月 06 日 03:03:27:
回答先: 食料危機への対応策決定 政府、輸入途絶時を想定 共同 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 1 月 03 日 11:42:37:
水洗便所、朝シャン、食い物はピエロ、冷房、携帯乱打…
私も他人様の事をとやかくは言えないのですが、自然界の仕組みから乖離度が高い人格に経済価値を認められた都会人、特に若い世代にとっては興味が湧かないしやる気もない農業技術の修得には、実際かなりの苦痛がある事でしょう。
しかも悪魔教団らがどこぞの近縁教団よろしく義務教育に強引に導入しようと目下画策する、最長１ヶ月事実上強制拘束の『言われた通りにやっておけ強制農業奉仕』方式では、結局は思考力が欠落したままの、ただの農奴模倣訓練程度ではないか。
実際の農業というのは、コメ造りにしてもその品種のコメの気持ちを日ごとに読める位までに状態をよく観察し、気温、日照、水、土壌、堆肥、害虫や病気、雑草、e.t.c.に絶えず気を配り、それに応じた日々の的確な処置が要求されるのだろうし、慣れてくると春先の時点で、その年の気候傾向を自然の情報から読みとれるようになるとも聞きます。
私たちが知識ゼロの状態から、いきなりその習熟度水準への到達は望むべくもないですが、
やはり、自然の現象というものを普段からよく見えるようにしておく訓練を、
教育として身に備えていくべきではなかろうか、とふと思いました。
そこで、
無理矢理屁理屈つけて通そうとしている事実上強制奉仕案に代えて、
農業など食料の一次生産業種について一通りの概要を持続的に学ぶための、農業高校を参考にした必修科目化なるものが有効かとも思ったのですが、どうでしょう？
例えば平日は１日２０分がせいぜいでも、土曜日は午前中が空くのでは。
校庭の一部の土を入れ替えてもよいだろうし、ＪＡ関連部局が担当してもよいでしょうし、
都会の学校でも何かしらプランター容器類の設置がとにかく可能ではないか。
これは国民総奴隷化へも容易に拡大解釈しやがりかねない強制奉仕労働とは異なると思います。
近未来に日本が確実に覆われるであろう餓死の脅威に直面したとき、若者達の中から、率先してその地域ごとの特性を理解した指示を的確に出せる者が出て、短い年数で自律的に最大の効果を上げられるような、そのための「手掛かり」なるものを、
教育の機会を通して与えていけるべきではないのか？と思うのだけれど。
いわゆる理数科目に類する概念も、この種の学習を通して実体感覚を伴いながら修得できるかも知れません。
ところで、
「お隣のある国」では、ここ何年も容赦のない飢餓が続き、
大人の食べ残しをあさる栄養失調の惨めな子供のビデオが幾度となく流された…
「独裁者の国だからそうなった」
「農業政策が失敗したせいだ、自由がない共産主義国家だから…」
それら一部マスコミ筋の決まって難癖報道の言外には、
「日本は自由主義国家だから、この通り飢えがない。知ったことかザマーミロ」
などと、私たちは思って／思わされていないだろうか。
（→ここいらの件で、くまさんのご見解をお聞きしてみたかった事は幾らかあったのですが、またの機会と致します）
しかし日本では、
あと何年もしないうちに、おそらく国家破綻と時を同じくして瞬く間に飢餓が国民を襲ったとする。では「何が悪かったからそうなった」と都市生活者は自省できるのか。
今の日本国民の若年世代は、飢餓耐性がおそらくかなり脆弱化しているだろうから、
仮に「お隣のある国」の数年前と同じ栄養水準が与えられた場合に、餓死率（ないし飢餓に起因する各種衰弱ダメージ）はより高くなる、と私は予想しています。
そのほかの心配事と言ったら、
経営が破綻状態のゴルフ場や工場跡地などをたとえ片っ端から掘り返そうとも、
土壌自体が、すでにいろんな原因で汚染され切っているリスクが充分に存在するだろう。
その種の事前調査なしに、農業収穫物を勝手に作って直ちに口に運んでも安全なんだろうか？
清潔な都会人は、みな水洗便所に慣れきってしまっているし、
農業用水や堆肥や薬品や資材は事足りるだろうか、運悪くエネルギー危機が連動しないのか…あまりに作物の外観の均質性や、過度の糖分含有量に囚われるなどした市場経済の歪みからは、即座に脱却できるのだろうか？
私は素人なので、誤解があるだろう点をお許し頂きたいのですが、
自然界の生存競争に有利ではない資質を有する、市場原理に重きを置く農作物品種の中には、虫や病気の予防のための相当程度の各種投入なくしては収量の確保が難しいものが少なくないのでは…それは食料安全保障の上で事前に課題とすべき対象にはならないのでしょうか？
膨大な輸入小麦や大豆が、否応なく止められた時になって初めて、これら都会人の目に触れない恩恵の事実を思い知る…どころか、自暴自棄の都市生活者は暴騰した食料品の略奪暴動を連日繰り返すかも知れません。限られたピエロの食い物を巡って殺し合いさえ頻発しても、私は驚きません。
今後、気温が一気に急上昇することを考慮するなら、
小鳥のエサ並みの穀類を、都会人は喜んで食えるよう鍛えるべきであろう。
高級レストラン並みの高い皿に粥をよそって、雰囲気を楽しんですすってください。
贅沢に、フリーズドライのウジ虫が浮いていたりして…ただし、食品アレルギーの子供はこの先、生きるのが非常に大変そうだ。
あと、小麦が入らなくなってイモ食になっても、たぶんイモ麺ができるでしょう。
日本の食品工業の水準は、確かに非人間的な程度にまで高そうです。
何はともあれ、
ある規模を超える飢餓の蔓延は、国家経済をやむなくネット型計画分配指向へと転換させざるを得なくなるだろう。国家破綻に瀕し、イデオロギー名称も建前もへったくれもない。
だからして、悪魔教団のスパイどもはあらゆるきっかけを地球規模の悪魔の搾取分配システム・強制奉仕労働すり替え導入のための口実に流用するに決まっている。
ゆえに、悪魔教団の企みを排除しておくべきである。
（ところで、共同通信がどうしてこんなに詳しく報道したのかな？）
★私ごとで恐縮ですが、従来の「記事転載なし」は、他者にとってあまりにも人格主体が不明な呼称です。そこで投稿名を変えました。今後ともよろしくお願いします。（藁）
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