投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 13 日 22:44:18:
光源氏がオウムに利用されていた?! 大手出版社の小学館が9月に出版した2冊の書籍「週刊光源氏」に関して、その著作権を持つ都内の編集プロダクション「G」が、オウム真理教(アレフに改称)関連会社である疑惑が13日に急浮上し、関係者を慌てさせている。
この書籍は、古典の「源氏物語」を平易に要約して女性週刊誌風にアレンジした異色の作品。平成10年にオウムの元信者が経営する都内の出版社「N」から1冊目が発行されていた。内容的にはオウムとは全く関係はなく、今年9月に小学館が、その出版権を引き継ぐ形で、続編も加えて2冊を再発行した。
小学館の発行責任者は、「今年4月に編集プロG社から、続編を出したいが、前の出版社が、オウム関連という話があるので、そこでは出せない。そちらで出せないかという話が持ち込まれた」と経緯を説明。
その際、「プロダクションは『うちはオウムとは関係ない』と言っていた。それを信用して、続編だけでなく、1冊目も合わせて出版することにした。こちらとしては、それ以上、相手の素性を確認することもできない」という。
一方、N社から発行された1冊目が、教団の信者の勧誘に使われた形跡があるほか、その資金源になっていた疑いがある。そして今回、一部報道によれば、公安当局の調べで、G社も教団関連会社である疑いが強いというのだ。
また、アレフの広報担当者は「うちを脱会した方がN社を経営しているという話は聞いたことがあるが、『G』というプロダクションがあることは、問い合わせがあるまで知らなかった」と語っている。
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