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投稿者 憤怒者 日時 2000 年 10 月 27 日 12:30:41:
回答先: リストラ官庁 投稿者 憤怒者 日時 2000 年 10 月 27 日 09:47:28:
○ 「河上イチロー」氏追悼総決起集会（９月２４日）
出席者：来賓４名
丁稚上 由紀夫：高慢部長
木藤シゲオ：長官
イヌババ：ピショ
大 船子：告訴マニア
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○ 丁稚上 由紀夫
「ただいまご紹介に預かりました丁稚上です。ヘタレ腸管に成り代わり、我が庁が当面している諸問題について若干ご説明して、挨拶に代えたい。我が庁は、昭和２７年の発足以来の歴史の中で、現在、最大の二つの問題に直面しております。問題は解決不能で、本当のところ「組織は完全にガタガタ。もう終わっている」（全国紙社会部記者）という状態です。
一番大きな問題は、行政改革に対する対応であります。昨年４月の閣議決定「国の行政機関の効率化に関する基本計画」に基づいて、我が庁も組織と定員のスリム化が義務付けられました。
組織については４３事務所を３分の１の１４事務所に減らす。定員については、１０年度末定員に比べて少なくとも約２００名以上を減員する。計画削減も入れれば３００名は越えます。その一部、約３分の１ですが、使い物になる職員だけを内閣情報調査室と外務省に回すことになりますが、あとは入管にお払い箱です。これは既に今年から始まっておりますが、計画自体は平成９年から検討していました。そのころから「将来的には半減」と決まっておりました。
本年度末の定員は１，６４５名で、発足時は１，７６５名、過激派が跋扈した当時は２千名を超えた時期もあったが、漸次行革対応の削減によって千５百数十名になろうかと思う。１，５００名で済めば御の字で、たぶん最後は１，０００名を切る。本庁、関東局、近畿局だけで、その余の局・事務所は全廃されるものと思われます。とりあえず事務所が全廃されるのは時間の問題でしょう。時代錯誤のリストラ官庁ですし、今までロクな仕事もしてこなかったことを考えれば止むを得ないのかなとも思っています。
行革は極めて厳しいが、私は、スリム化するのみではなく機能的に充実強化し、少数精鋭の情報組織、“外国機関”の力を借りずとも組織攻撃者なんぞは一発で仕留められる“殺人集団”にしよう、そのための絶好の機会であると呼び掛け、協力を仰いでいます。
もう一つは、言うまでもなくダノに対する規制の問題であります。
オウム新法の成立・施行前、口封じのために、取り急ぎ“ストーカー”容疑で、牢屋にブチ込んだところまでは順調に行っておりました。その後も、ダノに対する観察処分を継続しておりましたところ、いっこうに組織攻撃を止める気配がなく、ヘタレ腸管は「ダノは捨て置け、それが一番効果的」と考えていたようですが、どうも私が前から主張していたとおり、裏目に出てしまったようです。それで私、丁稚上が、ダノ征伐に乗り出したわけですが、その決定を受けて、２３日だけで、７名の中堅幹部職員が現場（ダノのアパート玄関前）に差し向けられました。なんとか暴行事件をデッチ上げることに成功し、その後、野方署はともかく、東京地検公安部の末端検事の協力を得られなかったことは、リストラ官庁らしいいつも通りの不手際で、お許しください。とにかく、その後、告訴マニアの協力も得て、ダノの活動を抑止することに成功しました。それらの結果については、「当日は２名の職員しか現場にいなかった、しかもいずれ若手職員だった」と、内部的にニセ情報を提供し、組織的・計画的な犯行であることを隠蔽し、庁内の動揺を抑えているところであります。
オウム問題は、全体としては順調に進展していますが、観察処分の期間は３年間であり、長丁場のこれからの問題であると考えております。３年間、じょうずに転がしていかないと、また、リストラされてしまいます。再発防止処分への移行はなんとしても回避しなければなりません。
過去１１回、延べ３６箇所の立入検査では、いずれも「危険な要素」が発見できず、現在は、教義にしぼって危険性の立証を作文しているところであります。ところが、９月１４日には、とうとう「危険な要素」が発見され、思わずヒヤリとしてしまいました。またしても、ダノであります。「無差別大量無言電話行為」。「無差別」ではないかもしれませんが、ほおっておくと「大量殺人」に及ぶ可能性もあり、本当はただちに再発防止処分を発動したいとこですが、また恥を晒してしまうので、やりたくてもできません。とりあえず、直ちにオウムに恫喝をかけ、なんとかダノを“封印”するようには手を打っておきました。
我が庁は、かつては情報官庁のはずでありましたが、実際には規制官庁でありまして、ついこの間までは、規制機関から情報機関への脱皮を！などと、内輪で盛り上がっておりましたが、そんなことはもう忘れてしまいました。その都度、都合のいいように体の色を変えています。本当の姿は、どっちつかずの、しがないリストラ官庁です。
色々な問題で注目されることがあって、そのほとんどはダノ関連ですが、これ以上、不祥事・醜態を晒さないよう、マスコミの目を視野に入れて責務を担っていかなければならないと考えています。そのほか、情報公開の問題等にも取り組まなければなりませんが、ダノが重要文書をあらたかた流してしまっているので、リストラ候補ナンバーワン官庁らしく、情報公開でもナンバーワンである自信があります。
なんとか、私の異動までに、ダノを始末して、この難局を乗り切って参りたいと考えております。先輩の皆様のご指導、ご鞭撻のほどをよろしくお願いいたします。」
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