投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 13 日 17:28:22:
回答先: 株下落、世界に波及の恐れ(産経新聞) 投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 13 日 17:26:00:
【ワシントン12日=土井達士】
米株式市場が下落を続ける中、インターネット関連の新興企業の将来性が過大評価された“インターネット・バブル”の崩壊が現実的になってきた。ネット検索サービス大手のヤフーが典型的な例で、十日に発表した今年第三・四半期の業績が市場の予測を上回りながらも翌日から大量の売りを浴び、十一、十二の二日間で株価が三割以上下落。ネット関連の中で「優良」とされる他の企業に対しても、実態に即した再評価を行おうとする市場の流れが鮮明になっている。
ヤフー株の大幅安は、広告収入が売り上げの大半を占める同社の重要な顧客であるネット企業の淘汰(とうた)により、今後の急成長が見込めないとの見方が広がったことによるもの。クレディスイス・ファーストボストンのアナリスト、ジェイミー・キゲン氏は、「業績が予想を上回ったとはいえ、将来の経営環境が厳しいことに変わりはない」と指摘している。
ヤフーのほかにも、十二日には、書籍販売の「アマゾン・コム」が年初来安値を更新。七月の安値から一時は、立ち直りの兆しをみせていた、ネット・オークションの「eベイ」も、再び底値をうかがう展開になっているなど、代表的なネット企業に対する幻想もいまや、完全に消えつつある。