投稿者 第4統制技術課 日時 2000 年 10 月 21 日 02:14:56:
回答先: Re: パレスチナ住民が非人道・対人兵器で狙い撃ちされ始めた 投稿者 佐藤雅彦 日時 2000 年 10 月 19 日 13:48:23:
「.22口径ライフル銃」というのは、普通は競技用が多いと思いますが、それとも新規に対人狙撃銃+専用カートリッジが存在するのだろうか?
これをお読みの一部の方々はご存じでしょうけど、.22口径は普通は薬莢の壁をそう厚くはしにくいので、逆に薬莢の一部を潰して発火させる方式が多いです。
(だから、実戦の携行には不向きかと)
「ライフル銃」としたのは、記述の通りに至近距離の射撃位置でも安全に隠して、消音効果を優先したためのエネルギーロスを補う意味もあるのかと思いますけど。
一般的には.22口径で運動エネルギーを大きくとることは難しいので、それを補って殺傷能力を上げる目的において、鉛弾頭の採用は効果的でしょう。
傷を一定範囲で大きく、かつヌルヌルと蛇行しながら体内で停留するそうですが、死者数を少なく抑えるという政治的意図があるのかも。
いずれにしても、そういうオプション専用で充分に訓練した上で、動物を撃つかのように対人狙撃に臨んだかと思います。
遺憾ながら、それが戦争というものです。