題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,ＭＬを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。
投稿者 ら 日時 2000 年 10 月 17 日 23:46:03:
回答先: 停戦と調査委設置で合意＝緊急中東首脳会談【シャルムエルシェイク（エジプト）１７日共同】 投稿者 ＦＰ親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 17 日 22:08:13:
アメリカのユダヤ系、そしてイスラエルの論調を見ると
「今度の喧嘩はすべてアラファトが悪くて、イスラエルは
善意で対処しているのにこうなってしまった」
そんな主張が目立ちます。
早い話が石ころに機関銃で答え、スパイだった
かもしれないイスラエル人のリンチにミサイルで答え、
パレスチナ人を戦車や他の兵器で居住地の中に閉じ込めている
自分達の横暴で自己中心的な振る舞いは棚に上げて、
アラファト一人に責任を押し付けようとしているのです。
騒動はアラファトが命令したとは限らないし、リンチに到っては群集からイスラエル人を守ろう
としたパレスチナ人の警官もいたのに、全てを
アラファトだけに押し付けるのは不自然であり、
善意に溢れた対処の仕方とは言えません。
今回の合意でも、まず、パレスチナ人の投石デモを静める
責任をアラファトに押し付け、もしデモが続いたら
イスラエルは悪くないのだと言うつもりなのでしょう。
つまり、あまりにもアラファトに全てをなすり付けようとする
姿勢が顕著なのです。
恐らく数々の暗殺計画を危機一髪で逃れて来た伝説のある
アラファトさえ居なければパレスチナ人はまとまる事がなく、
分断して時々やらせテロを起させては締め付けられるとでも
右派は考えているのでしょう。
今後のシナリオとしては、もし、パレスチナ人が静まってしまった
場合には、やらせテロや挑発で騒動を盛り返し、それを口実に
アラファトを攻撃する可能性があります。
個人的にはイスラエル人の知り合いもいるし、彼らの
メンタリティーが被害者意識で歪んでしまった過去の歴史には
同情しますが、ちょっとがめつすぎると思いました。
今現在の被害者はイスラエル人ではなくて、
パレスチナ人です。
パレスチナ人達は、今後イスラエル人のスパイらしき
人物を捕らえた時は、殺してしまわずに生け捕りに
しておくと国際世論もイスラエル国内の少しマトモな人達も
彼等の苦しみを理解しやすくなるでしょう。
アメリカ映画の真似をしてリンチにしては駄目です。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。