中東会議前に両首脳が強硬姿勢(讀賣新聞)

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投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 16 日 12:07:22:

回答先: 和平への交渉再開は絶望的=中東緊急首脳会談(共同通信) 投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 16 日 12:04:39:

【エルサレム16日=当間敏雄】
パレスチナ自治政府のアラファト議長は十五日夜(日本時間十六日未明)、同政府庁舎前の群衆に対して演説し「我々はパレスチナ民衆の条件を携えてシャルムエルシェイクに行く」と、十六日にクリントン米大統領らの仲介で開かれるバラク・イスラエル首相との緊急首脳会議への出席を確認した。
また「エルサレムにパレスチナの子供たちがパレスチナ旗を掲げるまで前進する」と、聖都エルサレムの主権獲得まで闘い続ける姿勢を強調した。
一方、バラク首相は十五日、米メディアなどとのインタビューで騒乱を挑発した張本人としてアラファト議長を名指しで糾弾した。米ABCの番組で「(騒乱は)地域の不安定化を狙い、民衆を犠牲にしてアラファトが始めた」とし、「和平を願っているが、アラファトが相手にならないなら、パレスチナ指導部は交代すべきだ」と退陣を要求。米CNNとの会見では「テロが発生したら、テロリストを釈放した自治政府も責任を負う」と警告した。
レバノンのイスラム教民兵組織ヒズボラが同日、「イスラエル軍大佐を新たに拘束した」と発表した事件は、同軍が同夜、商用で欧州訪問中の予備役大佐が拉致されたことを確認、会議を目前にしてレバノン国境が再び緊張するなど不穏な情勢となっている。
首脳会議は十六日、二週間以上に及ぶパレスチナ騒乱を収拾するためクリントン大統領、ムバラク・エジプト大統領らの仲介でエジプトの保養地シャルムエルシェイクで開かれる。アナン国連事務総長、ヨルダンのアブドラ国王、欧州連合(EU)のソラナ共通外交安全保障上級代表が参加、二日間に及ぶ見通しだが、対立の溝は深く、会議の行方に悲観論が出ている。
(10月16日10:42)



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